イベンダーホリフィールドVSジェームスダグラス。真実の証明!本物VS破壊者
あのタイソンを
歴史的番狂わせで破ったダグラスが、
「本物男」イベンダーホリフィールドを
相手に迎えた初防衛戦。
統一世界ヘビー級タイトルマッチです。
タイソンに勝ったのは
マグレだったのでは?と、
チャンピオンになったにもかかわらず、
ジェームス・”バスター”・ダグラスは
訝しげに見られていました。
試合前の賭け率も、
挑戦者であるホリフィールド有利と
なっていました。
ホリフィールドは一つ下の階級の
クルーザー級の統一チャンピオン
だったこともあり、
無敗でランキングも1位。
予想が有利に傾いても
不思議ではなかったと言えます。
しかし、この時のホリフィールドの
評価が高かったというよりも、
ダグラスに対する不信感が
色濃く出ていた雰囲気でした。
ホリフィールドが正当に評価されたのは、
リディックボウに敗れた試合から
ですからねσ(^_^;)
負けてから株を上げるホリフィールド。
ここらへんがホリフィールドの
凄みだったりします。
さて、この日のダグラスは
調整にも失敗したという噂もあり、
体重もタイソン戦と時よりも
10キロくらい重かった記憶があります。
いざ試合が始まると、
やはりホリフィールドの
シャープな動きが目立ちます。
ダグラスにスピードが
なかったとも言えますが、
この日のホリフィールドはやっぱり
キレがあったと思います(*´ω`*)
今のヘビー級のチャンピオン達、
フューリーやジョシュアや、
ワイルダー達が、この日の
ホリフィールドに勝てるかな?
とか考えながら見るとより楽しめます。
ホリフィールドファンの
私の欲目もありますが、
どのチャンピオン相手でも
ホリフィールドが
勝っちゃうんじゃないかなー
なんて思います(笑)
試合を決めた右ストレートは
鮮やかにダグラスの顔面を捉えて、
ダグラスは起き上がることが
できませんでした。
後日、このダウンシーンが問題となって、
ダグラスは立てたのに戦意喪失となり、
あえて立たなかったのでは?
という話も聞かれました。
ほんとのとこは
わかんないですけどね(^_^;)
ホリフィールド曰く、
「ダグラスは右アッパーを打つ前に
右肩が下がる癖がある。」
と試合後に語っていただけのことはあり、
待ってましたとばかりに
右を叩き込んでます。
あのマイクタイソンをKOした
右アッパーだっただけに、
必ずやダグラスは右のアッパーを
打ってくると
ホリフィールドは完全に
読んでいたということですね。
リングサイドにはホリフィールドと
仲良しのパーネルウィテカーや
レナードにテリーノリスといった
懐かしのビッグネーム達も見れます。
ヘビー級の歴史に残る試合ですので、
もし、まだ見たことないよ。
という方はぜひぜひ
見てみてください( ´ ▽ ` )ノ
Evander Holyfield vs. Buster Douglas
モンシプールVS仲里。フランスの熱い夜。
昔、魁!男塾という漫画があって
自分は大好きだったんですが、
この試合、その男塾に出てきても
おかしくありません(笑)
あえてラーメンで例えるならば確実に
ラーメン二郎です
(*゚∀゚*)
しかも増し増しってやつですね。
にんにく入れますか?
挑戦者の仲里繁はあの名王者だった
オスカーラリオスとの
2度に渡る激闘が有名で、
ラリオスの顎を砕いたという
ハードパンチャーでした。
顎を砕かれても最後まで戦い勝利した
ラリオスも相当ですが(^_^;)
これが仲里にとって3度目の挑戦で、
この試合に敗れて引退ということに
なりました。
チャンピオンのマヤルモンシプールも、
闘犬のような顔をしているだけあって、
完全なブルファイターで
パンチの強さだけではなく、
メンタルの強さも兼ね備えた
強いチャンピオンでした。
誰とでも真正面から
打ち合う選手だったので、
私は大好きでした。(●´ω`●)
仲里とモンシプールは
両者共に好戦的なので、
試合前から激しい打撃戦になることは、
火を見るより明らかではあったものの、
想像を超える。
見ている側が
パンチドランカーになるような
リングサイドの席の値段が高くても
全然気にならない、
そんな名勝負だったと思います。
同じ沖縄出身ということも
あったでしょうか、
解説の浜田さんも
熱がこもってますね(*´ω`*)
結局、仲里は世界を
獲れなかったですが、
記憶に残る強い選手でした。
特に左フック、アッパーは
過去の優れた世界チャンピオンと
比較しても全く遜色のない
世界の左だったと思います。
モンシプールとの打ち合いの中、
勝負を分けたのは
やはりディフェンスの精度
だったと思います。
モンシプールは
ガッチリとガードを固めて
打たれないことを
意識し続けていたのに対して、
仲里はほとんどノーガード
ですからね(((゜Д゜;)))
せめて上体を振って、
頭の位置を変えていたら、、、
と考えてしまいますが、
そうなると仲里らしさみたいなものが
失われてしまうのかもしれませんね。
ボクシングってほんとに
素晴らしいなと5億回くらいは
思ってますが(笑)
改めてそう感じさせてくれる
熱い試合でした( ´ ▽ ` )ノ
Mahyar Monshipour vs Shigeru Nakazato
ノニトドネアVSダルチニアン①。この試合でドネアは一躍スーパースターに。大番狂わせのKO勝ち。
2007年度のリングマガジンの
ノックアウトとアップセットの
両部門でオブザイヤーに輝いた
ノニトドネアの出世試合です。
当時のビックダルチニアンは
実力、評価共に高く
まだ無名だったドネアが勝つとは
誰も予想していなかったですが
スターはある夜に
突如センセーショナルに現れる、
劇的な戴冠劇の例に
ドネアも漏れることなく、
この試合をきっかけに
スターダムに踊り出ました。
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ドネアのニックネームは
フィリピーノフラッシュですが、
(フィリピンの閃光)
言い得て妙なニックネームですね
(*´ω`*)
最後のカウンターは、
”バチン”という音と共に
ダルチニアンをリングに沈めました。
BANG!!!
ライフルで頭を打ち抜かれたような
衝撃音で、ダルチニアンが
倒れた瞬間に、ダルチニアンの
セコンドがリングに駆け上がろうと
しています。
もう立てないことが
当たった瞬間にわかってしまうほどの
強烈なパンチでした。
フィリピンと言えば
マニーパッキャオですが、
パッキャオもマルコアントニオバレラに
センセーショナルなTKO勝利で
スター街道を歩んだプロセスが
ドネアと被るものがあります。
最近のドネアは精彩を欠く試合が
多いと感じてしまうのも、
こういった強烈なKOシーンが
脳裏に焼きついて、
期待値が上がってしまうから
かもしれません。
あの時、長谷川穂積が
モンティエルに勝っていれば、
そしてドネアが
マグダレノに勝っていたら
両者の対戦が実現したかもと
思うと残念ですね(´;ω;`)
Vic Darchinyan vs Nonito Donaire
テレンスクロフォードVSユリオルキスガンボア。超ハイレベル!クロフォードがガンボアから全てを奪った試合。
私が今最も注目している選手が、
ワシルロマチェンコと、
このテレンスクロフォードです。
そのクロフォードの評価を
決定づけたのが、
このユリオルキスガンボア戦です。
もっと言うと、
クロフォードがガンボアから
全てを奪い取った試合でした。
それまでのガンボアの
地位や名声、評価。
根こそぎクロフォードが
絡め取る(*⁰▿⁰*)
大げさではなく、
明暗がここまで残酷に
分かれることになる一戦が
たまにであっても、
実際に『ある』ところに、
ボクシングの一戦一戦の
重みを考えさせられます。
ガンボアはキューバの強豪で、
この日まで無敗。
アテネ五輪では金メダルも
獲得してます(((゜Д゜;)))
更に妻への暴力行為で、
2回も逮捕されるという
強者です(笑)
クロフォードはアメリカの
オマハ出身で、
地元の英雄なのでしょう。
地元での人気はものすごいです。
オマハといえば、
世界三大投資家の一人、
ウォーレンバフェットの
地元でも有名です。
バフェット爺さんの名言で、
お金を増やすルール
というのがあります。
ルール其の一。
・お金を絶対に損しないこと。
ルール其の二。
・ルール其の一を絶対に忘れないこと。
禅問答のようですが、
バフェットが言うと重みを感じます。
そんなオマハでのタイトルマッチは、
この年のファイトオブザイヤーに
選ばれました。
それくらいハイレベルで
ボクシングの素晴らしさを
凝縮した試合でした。
お互いにスピードがあって、
パンチがある両雄の
絶えず緊張感がある
中間距離での打ち合い。
体格差でクロフォードが
有利なようにも見えましたが、
勝敗を分けたのは、
ディフェンスの精度の差。
だったような気がします。
ガンボアはパンチをかわす勘や
相手にパンチを当てる当て勘が、
持って生まれた才能なんでしょう。
本人もその才能を
自覚しているせいもあって、
中盤以降ほとんど
ノーガードになって
しまいました。Σ੧(❛□❛✿)
先にダウンを喫して
打ち気に入っていた。
ということもあるでしょうが、
テレフォードの正確なパンチを
クリーンヒットされてしまい、
ダメージを蓄積してしまった感が
あります。
クロフォードは離れてよし、
くっついてよしの
トータルファイターで
非常にバランスもよく、
パンチもシャープ、
そしてパンチをもらわない。と
この試合だけ見ると、
穴が見当たらないですね(笑)
クロフォードは前に出てくる選手が
得意なのかもなので、
一流のボクサータイプの選手との
試合がみてみたいものです。
階級の差がなければ、
あのロマチェンコと
やってほしいです。(●´ω`●)
二人ともまともにパンチをもらわない
神の領域のボクシングが
見れそうです(笑)
いや、見れます(●´ω`●)
まだクロフォードの試合を
見たことないよという方は
ぜひぜひみてみてください。
今後のボクシング界を
リードしていく選手の一人に
間違いありません。(*´ω`*)
Terence Crawford vs Yuriorkis Gamboa
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内山VS三浦。古き良き、白熱の攻防戦
先日の三浦隆司の試合は
実に感動的でした(*´ω`*)
この内山戦を見ると、
三浦の成長は
目覚しいものがありますね。
エキサイトマッチ内で、
ジョーさんが
「三浦選手は当て勘が非常によい」
と、おっしゃられてましたが、
それは昔から健在なのだと、
内山戦でもその当て勘の良さを
十二分に発揮してます。
相性の悪さもあったか、
完敗と言っていい内容でした。
サウスポーが苦手なのかな?
という感じもしましたが、
三浦戦ではビシビシ世界のジャブを
ヒットさせていたので、
一概に、サウスポーが苦手
というわけではないようです。
スピードのある選手が
苦手なのですかね?
コラレスも三浦もサウスポーですが、
スピードが全然違う分、
三浦戦で内山は好きなように
ジャブをつけたのかもですね。
3Rボンバーレフトで内山から
ダウンを取った三浦。
今の成長した三浦だったら
あの一発で決めてたかも?
しれませんね^^
今のボクシング界のトレンドは
スピード主体の、というより
スピード命の競技となりつつある中、
古き良きを体現してくれている
内山と三浦のような
ど突き合いボクシングを
もっともっとみたくなります。
ファイトオブザイヤーに
選ばれる試合は、
やっぱりど突き合いが多いので、
世界のファンもなんだかんだ言っても
望んでいることなのでしょうね。
三浦とバルガスの再戦は
実現がむずかしい展開になりましたが、
ベルチェルトとの試合も
おもしろくなりそうです。
ただ、序盤に三浦のいいパンチを
入れておかないと、
スピードの差で一方的な
展開も考えられるので、
ローマン戦のようなボンバーレフトを
ボディへ炸裂させてほしいですね。
ただ、予想はベルチェルト有利と
明記しておきます。(´;ω;`)
Takashi Uchiyama vs Takashi Miura
ウィラポンVSナナ・コナドゥ。ウィラポン壮絶KO負け。【動画あり】
辰吉、西岡、長谷川と。
名だたる日本人選手と
たくさん名勝負を演じてくれた、
タイの英雄
ウィラポンナコンルアン
プロモーション(名前長ッ)の
キャリア初期の試合です。
初期とはいえ、
ウィラポンは4戦目で
世界タイトルを奪取。
このナナコナドゥ戦は
初防衛戦でした。
ウィラポンは、
ムエタイでのキャリアが
豊富だったこともあって、
世界挑戦が早かったんだと
記憶してます。
ナナコナドゥも
ヒルベルトローマンから
タイトルを奪った名選手で、
韓国の文成吉との2度の激闘。
スピードがあるボクサーでした。
ただ、この試合は
ウィラポンの地元のタイで、
ウィラポンはこれから
売り出していくぞ感満々の
勢いある選手だったのに対して、
ナナコナドゥは若干ε-(´∀`; )
昔の選手かな?感は
否めなかったこともあり。
ウィラポン有利の
予想に傾いていました。
しかし、ナナコナドゥの
スピードとパンチのキレは
全盛期そのもののようでした。
国際式(ボクシング)の
キャリアが5戦目のウィラポンと
経験の差もあったのか、
一瞬のスキを見逃さずに、
ナナコナドゥの右のカウンターが
炸裂しました。
BOOOOOOOOOMB!!!!!!!!!
ウィラポンのKO負けというと、
長谷川穂積との第2戦のイメージが
強烈でしたが、
このナナコナドゥ戦の
ダウンシーンの方が、
実はかなり強烈です。
ウィラポンはこの敗戦を糧に、
その後連戦連勝を重ね、
我らが辰吉丈一郎に
引導を渡す選手へと
成長していきました。
そして、安定王者となり
タイではあのカオサイギャラクシーと
並ぶ英雄になったと言われています。
じゃなくて、
はい(*゚∀゚*)
逆算的に、そのウィラポンに
鮮やかに勝利したナナコナドゥは
マジで強い選手だったのだなと
再確認せずにはいられません。
めちゃハイレベルな打撃戦ですので、
ぜひぜひご覧ください。( ´ ▽ ` )ノ
最近よく読まれているのはこちら ↓↓↓
Nana Konadu | Veeraphol Sahaprom
レネアルレドンドVSロジャーメイウェザー。浜田剛史のライバル、あっさりと陥落。
浜田剛史とのリマッチで
見事返り咲きを果たした
アルレドンドでしたが。。。
フロイドメイウェザーの
叔父さんに当たる、
ロジャーメイウェザーに
ノックアウトで敗れます。
アルレドンドにとって、
これが最後の世界戦でした。
浜田に1RKOされた時と、
このロジャー戦も、
共に初防衛戦だったので、
アルレドンドにとって
初防衛戦は鬼門だったようです。
ε-(´∀`; )
アルレドンドは
ハードパンチャーでしたが、
打たれ脆さや、
好不調の波があったために、
長期政権を築けなかったです。
「あのメイウェザーの叔父さんかぁ」
(*゚∀゚*)
という先入観バリバリで
見ているせいか、ロジャーの姿に
メイが重なる瞬間がありますね笑
多分、知らなかったら
1ミリも感じないんでしょうけど笑
ロジャーは、チャベスやウィテカー。
パジエンザやサムエルセラノ、
コンスタンチンチューなど
対戦相手が大物揃いなので、
またブログにも書いてみたいと思います。
(試合を決めた右。強烈です(((゜Д゜;)))
そして、
浜田剛史との2度に渡る
名勝負を演じてくれた
アルレドンドでしたが、
落日の日は唐突に(´;ω;`)
アルレドンドはダウンした後
自分のコーナーに向かって
「大丈夫大丈夫」
とアピールしていました。
アルレドンドは気配り上手で
人に心配かけたくない
タイプの人なんかな?
と、
どうでもいい
詮索をして
この記事を
終わろうと思います
(*゚∀゚*)
Roger Mayweather VS Rene Arredondo
リマッチ!浜田剛史VSレネアルレドンド。浜田剛史引退試合
1RKOでタイトルを獲った浜田さん。
今でも伝説の試合で、
事あるごとに目にします。
両国国技館の座布団の嵐が
目に焼きついてます^^
(1戦目はこちら ↓↓
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そのタイトルを獲った
レネアルレドンドとの再戦です。
今回のアルレドンドは
浜田さんをよく研究していたみたいで、
浜田さんが飛び込んでくるとこに、
左フック、アッパーを
カウンターで合わせて、
それが見事に命中してしまいました。
序盤で傷を負ったことも、
浜田さんにとって不利になり、
さらにはプレッシャーからか、
身体が硬くなっていた1Rに
アルレドンドの強打を
クリーンヒットされ、
見た目以上に効いていた
印象を受けました。
2Rのアルレドンドの
逆ワンツーは効く&驚くで
さすがの浜田さんも
戸惑いの表情を
浮かべていました:(;゙゚'ω゚'):
浜田さんは見るからに
耐久力がありそうで、
タフなイメージです。
ダウンをする場面を
あまり想像できない選手だったので、
観戦している側も、
浜田さんがパンチをもらっても、
どことなく変に安心感を
持ってしまいがちだったと思います。
負けるにしても、
きっと。
判定負けのはず。。。
そんな幻想や願望は、
一瞬で崩壊するのが
ボクシングであります(*゚∀゚*)
話は逸れますが、
坂本博之と畑山の世界戦でも、
坂本がどれだけ打たれても、
ダウンシーンは
想像していなかっただけに、
あのKOシーンはショッキングでした。
チャベスがランドールに
ダウンを喰ったシーン。
マイクタイソンが
東京ドームでダグラスに
KOされたシーン。
頑丈で屈強なファイタータイプが
倒れる場面は
いつも衝撃的なのでは?
という仮説がたちます(●´ω`●)
レフェリーは、私が好きだった
ジョーコルテスさんでした。
昔からストップのタイミングが
絶妙でしたが、
この試合のストップも秀逸でした。
浜田さんはいつも
エキサイトマッチで拝見して、
大好きな人物だけに、
この試合は悲しくなりますが
アルレドンドの戦略と戦術が
見事にハマった、
ボクシングの魅力が詰まった
「再戦」ですので、
リマッチが好きな方は
ぜひぜひ見てみてください( ´ ▽ ` )ノ
浜田さんお疲れさまでした!
リマッチ好きはこちらがオススメ。
Rene Arredondo VS Tsuyoshi Hamada 2
マークブリーランドVSアーロンデービス。立ち上がれないカウンター!リアル版ジョルト炸裂【動画あり】
マークブリーランドはオリンピックの
金メダリストになったほどの
エリートチャンピオンでしたが、
アゴの脆さを突かれ
一発に泣かされる選手
でした。
前回のスターリング戦もそうでしたが、
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今回の
アーロンデービス戦も、
散り際が見事です。
(゚∀゚)
ブリーランドは
(被)KOアーティストの
一人と思われます。
漫画、はじめの一歩の中に登場する、
宮田一郎の必殺のカウンターが、
「ジョルト」という名前でしたが、
この試合、
最後のアーロンデービスのカウンターが
まさにそのジョルトのような
カウンターでした。
全ての体重を乗せて打つような、
当たったら確実に立ち上がれない、
そんなカウンター…。
レフェリーのミルズレーンも、
よく最後までカウントしたなと(^_^;)
明らかに立てない
ダウンだったと思われます。
KOラウンドまで一進一退で、
どちらに軍配が上がっても
おかしくない展開。
ブリーランドにも
KOチャンスはあった試合でした。
アゴの強さの重要性を
再確認してしまう、
そんな名勝負です。
あのトーマスハーンズも
ブリーランドと同じように
一発に泣かされることもありましたが、
階級を上げるにつれて、
打たれ脆さが緩和したように思います。
体重と耐久性は
比例するものなのでしょうかね^^
余談ですが、
マークブリーランドは2019年現在
ヘビー級チャンピオンの
デオンテイワイルダーのトレーナー
として活躍しています。
過去の名選手がトレーナーとして
頑張っている姿を見ると
時代の流れを感じると共に
どこか嬉しい気持ちにさせてくれます。
Mark Breland v s Aaron Davis動画あり
#ワイルダー
#はじめの一歩
マークブリーランドVSマーロンスターリング①精密機械と雑草
エキサイトマッチの中で、
ジョー小泉さんが
マークブリーランドと
マーロンスターリングの試合の話を
していたので、
今日はこの試合です(笑)
両者のトランクスが
赤と青にキレイに分かれてますが、
新人王の東西決勝ではありません。
チャンピオンのブリーランドは
オリンピックで金メダルを
獲得するほどの
いわゆるエリートボクサーでした。
スターリングは、、、
えっと、スターリングさんは
どうだったんでしょうか(。-∀-)
正直言うと
あまり、、、
知らないです
(*゚∀゚*)
プロでの叩き上げで、
雑草のような選手ってイメージですが、
イメージ先行の、
私の思い込みなのでしょうか。
しかしながら、
正攻法のブリーランドに対して、
変則のスターリングという構図は
間違いありません^^
日本でいうところの、
沼田VS小林戦の感じでしょうか。
古すぎて、
こちらも全然ピンと
来ないですかね(о´∀`о)
ブリーランドとスターリングの
両雄と拳を交えたのが、
日本の侍、尾崎富士雄選手でした。
日本人でウェルター級の
世界のベルトに唯一肉迫したのは、
今のとこ尾崎選手だけですね
(*´ω`*)
さて、
試合のほうですが、
スターリングの取った作戦、戦術。
どのようにブリーランドの
スタミナを削り、疲労させ、
精神的にも疲れさせるか。を
試合前からずっと
考えていたんだろうなという
見事なダーティーファイトでした。
エリート野郎に勝つために、
オレは手段は選ばない
という決意を感じます(笑)
最後のKOシーンも圧巻です^^
ジョーさんが例え話に
振り返りたくなるのも頷ける
試合です( ´ ▽ ` )ノ
Marlon Starling vs Mark Breland
ケネディマッキニーVSジュニアジョーンズ。逆転のクロスカウンター
「オレはマッキニー」
エキサイトマッチのジョーさんの
ダジャレでよく使われる。
で有名だった?笑笑
ケネディマッキニーと、
ポイズン(毒)の異名を取った
チャンピオンの
ジュニアジョーンズとの
タイトルマッチです。
ポイズンというと、
言いたいことも言えない
こんな世の中と
歌いだしたくもなりますが(*゚∀゚*)
この日のジュニアジョーンズは
唄う余裕はなかったですね( ̄▽ ̄;)
マッキニーの強烈な
カウンターでダウンし、
立ち上がったものの、
もう真っ直ぐには歩けないほど、
深刻なダメージを
負ってしまっていました。
ジョーンズは元々打たれ脆い
選手ではありましたが、
マッキニーのパンチの
強さを鑑みると、
仕方のない状況だったと思います。
マルコアントニオバレラに勝って
チャンピオンになったジョーンズ。
マルコアントニオバレラに敗れた
マッキニー。
そのマッキニーが
ジョーンズに勝ってしまう。
ジャンケンのような三角関係ですが、
ボクシングはタイプの相性や
噛み合わせによって、
AよりBが強いから、
BはCより強いみたいな。
単純な話にならないところが
おもしろさの一つですね。
相性の良し悪しで
明暗がくっきりしてしまうので
マッチメイクを担当する
マネージャーの責任は重大です。
勝負事は、大抵の場合
勝負の前には結果が出ている。
ということが多いですもんね。
(●´ω`●)
この試合はマッキニーの
ベストバウトだったのでは?
ないでしょうか。
マッキニーは3Rにダウンを喰らい
一見追い詰められているように見えて
実はコツコツとカウンターを浴びせて
3R終了時に、
ダメージをより多く受けたのは、
チャンピオンのジョーンズだった
ように見えました。
マッキニーのダウンは、
ジョーンズに攻めさせるための
作戦だった?
と深読みしたくなるほど、
マッキニーのしたたかさを
感じる試合でもありましたね。
それと、どうでもいい感想ですが
なんとなく、マッキニーは
友達が多そうだなとも感じました
(笑)
あのやんちゃな少年の笑顔の
せいですかね。(●´ω`●)
逆転野郎のケネディマッキニーの
KO劇ぜひぜひご覧ください。
( ´ ▽ ` )ノ
Kennedy McKinney - Junior Jones
----------------------------------------------------------------------------
意外に、テリーノリスの記事が人気です。(笑)
ウエルカムヌシタVSケネディマッキニー。逆転KO!ノックアウトオブザイヤー
ケネディマッキニーは
私の友達と顔が似ていたこともあり、
親近感が湧いて好きでした(笑)
やんちゃな少年のまま
大人になった感じでしたが
テクニシャンでパンチがあって
強かったですね^^
マルコアントニオバレラや、
ルイシトエスピノサとの試合、
ジュニアジョーンズ戦など
印象に残る試合も多いですが、
このウエルカムヌシタ戦も
逆転KOの素晴らしい試合でした。
ウエルカムヌシタは
これが7度目の防衛戦で、
当時無敗で安定王者として
君臨してました。
試合の予想も圧倒的にヌシタ有利で、
11Rまではポイントはヌシタ優勢で、
その11Rも先にダウンを奪ったのは
ヌシタでした。
「あー決まったな」
という空気が場内でも
蔓延したでしょうが、
マッキニーは当て勘の良さ。
そして天性の
カウンターパンチャーでありました。
最後の叩きつけるような右。
手応えがあったのか、
マッキニーは勝利を確信して
両手を挙げました。
「オレはマッキニー。」
エキサイトマッチの
ジョーさんのダジャレ解説も
真実味が帯びてきます。
(*゚▽゚*)
逆転のカウンターで
試合が決まると、
ほんとにかっこいいですね。
会場も盛り上がるし、
勝者のセコンドも
狂喜乱舞します。(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
その雰囲気が大好きすぎて、
その場に立会いたかった
衝動にもかられます(*´ω`*)
この試合はその年の
リングマガジンの
ノックアウトオブザイヤーに
選出されてますね^^
KOシーンのみならず、
どのラウンドも高レベルの打撃戦で
熱い試合ですので、
ぜひぜひ見てみてください。
時間の無い方は27分前後の
10Rからどーぞ( ´ ▽ ` )ノ
マイナーな試合で
全然画像が
見当たらなかった
ですけどね!(笑)
ナイスミドルマッキニー。
本日1月9日にブログを書いてますが、
マッキニーさん、
明日誕生日みたいです(^O^)
おめでとうございます!
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逆転KOのオススメ記事
Kennedy McKinney VS Welcome Ncita
サルバドルサンチェスVSウィフレドゴメス。THE!基本のクラシック!
サルバドルサンチェスと
ウィフレドゴメスの
世界フェザー級タイトルマッチ
でございます。
クラシックの中でも
特に大好きな試合です。
当時のオッズも気になるとこです。
チャンピオンのサンチェスは
童顔の暗殺者とか
その辺りのニックネームを
付けられそうですが(●´ω`●)
メキシコの大場政夫、
と言っても過言ではありません。
過言ですかね?(*゚▽゚*)
チャンピオンのまま交通事故で。
大場もサンチェスも
カウンターパンチャー。
共に23歳で亡くなっている。
などの類似点があって、
大場ファンの私は、
昔からサンチェスにムダに
親近感を抱いております。
一方のゴメスはこの日まで無敗で、
スーパーバンタムの
タイトルを13回も防衛しつつ
文字通りバッタバッタと
挑戦者をなぎ倒し(笑)
このサンチェスとの試合も
ゴメスが有利とされてました。
日本のロイヤル小林を
KOした左フックは
今でも伝説になってますね。
脱線しますが、
ロイヤル小林は
世界チャンピオンになっただけでも
もちろん素晴らしいんですが、
アレクシスアルゲリヨと、
ウィフレドゴメスに挑戦したことで、
日本にスーパーチャンピオンを
2人も来日させたことが
一番の功績だったのでは?
と思ってます。
って失礼すぎますね( ̄▽ ̄;)
すみません。
さて、試合の方は、
1Rのダウンで勝敗は
決まってしまったと思います。
ゴメスは最後までダメージを
引きずってました。
1Rのダウンは
無敗だったゴメスにとって
精神的なショックも大きかったのか、
かなり驚いた表情を
してましたね(((゜Д゜;)))
それだけではなく、
体格差。
リーチの差や、
パンチの的確さ、
ディフェンスの精度など、
この日はサンチェスが一枚上だった。
という感じでした。
最後のダウンシーンも
強烈です(>_<)
あのゴメスが…。。。
地元のファンは本当に
ショッキングだったと思います。
サンチェスの見た目は
本当に弱そう
なんですけどね
(笑)
この顔でクソ強いんで
困ってしまいます(●´ω`●)
サンチェスのラストファイトは
若き日のあの
アズマーネルソンだった、
というのも感慨深いですね。
ボクシングファンで、
サンチェスVSゴメスを
見たことないって人は
少ないと思いますが、
まだ見たことないよという人は、
ぜひぜひ見てみてください( ´ ▽ ` )ノ
この試合は基本ですからね!
(笑)
あと、どうでもいいですけど、
この日のドンキングは痩せてて若いです。
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Salvador Sanchez vs Wilfredo Gomez
アセリノフレイタスVSディエゴコラレス。ブラジリアンボンバー散る。コラレス2階級制覇!
当時無敗のライト級チャンピオン、
アセリノフレイタスに
1つ下のクラス。
スーパーフェザーの
チャンピオンでもあった、
ディエゴコラレスが
フレイタスに挑戦した試合です。
フレイタス有利と見られていた
試合でしたが、
コラレスは3度のダウンを奪って、
フレイタスをギブアップさせました。
それにしても、、、
一つ下の階級とは思えないほど、
コラレスは大きく見えます
(((゜Д゜;)))
フレイタスはヒット&ラン作戦で、
脚を使っていましたが、
コラレスのプレッシャーは、
相当きつかったんじゃないか?
と思いました。
それでも、前半から中盤にかけて、
フレイタスは作戦通りに
展開していました。
距離を取って、いきなりの右、
ワンツー。
コンビネーションを
クリーンヒットさせて、
ポイントを取るボクシングを
していました。
ただ、その代償として、
腰の入ったパンチを打ち込めず、
コラレスにダメージを
蓄積させることはできていない。
そんな印象でした。
コラレスはコラレスで、
脚を使われて
自分のパンチが
なかなか当たらない状況でも、
焦らずに淡々と
プレッシャーをかけ続け、
一瞬のスキを見逃さないような
集中力を見せていました。
ここら辺が一流のチャンピオン同士の
対戦って感じです^^
終始ピリピリする
緊張感の中での神経戦、
たまんないっすね(*゚∀゚*)
コラレスが奪った最初のダウン、
そして、2度目のダウン。
フレイタスはマウスピースを吐き出して、
立ち上がった後に、
自分のコーナーで
マウスピースを入れ直す。
(2度目は減点されていましたが)
いわゆる時間稼ぎともいえる
行為をしました。
後に、伝説の逆転KOと言われる、
コラレスVSカスティージョ戦で
コラレスはダウンした後に
マウスピースを吐き出して、
時間稼ぎをしたとして、
試合後に論議を巻き起こしましたが、
フレイタスの
真似だったんい!
_:(´ཀ`」 ∠):
と思いました。
オレもやってみよ^^
とか思ったんですかね(笑)
フレイタスは2度目のダウンを取られて、
減点を取られた時点で
心が折れてしまった感じでしたね。
コツコツとポイントを取る
ボクシングをしていた分、
嫌になっちゃったのかも?
しれません。
残念ながらノーマスで
終わってしまいましたが、
高次元の打撃戦、
ぜひぜひ見てみてください( ´ ▽ ` )ノ
コラレスは、
29歳でバイクの交通事故で
亡くなってしまったみたいです。
残念す・゜・(ノД`)・゜・
Diego Corrales vs Acelino Freitas
アセリノフレイタスVSホルヘバリオス。大逆転ノックアウト!衝撃のクライマックス。
この試合、
昔から大好きなんです(*´ω`*)
激しい打ち合い、
意地のぶつかり合い、
ダウンの応酬、
逆転KO、
ドラマチック過ぎる
クライマックスへの
流れも完璧で、スリリングで
最高にたぎる試合。(*゚∀゚*)
チャンピオンは
ブラジリアンボンバーと呼ばれた、
ハードパンチャーの
アセリノフレイタス。
挑戦者はアルゼンチンのハイエナ、
ホルヘバリオスです。
サッカーなどでも、
ブラジルとアルゼンチンは
ライバル国と言われて
盛り上がるみたいですが、
ボクシングの世界戦で
ブラジルとアルゼンチンは
珍しい組み合わせかもしれません。
それもあってか、
動画でも会場の盛り上がりが
ビシビシ伝わってきます(笑)
フレイタスが人気があったのは
もちろんですが。
バリオスは勇敢すぎるボクサーで、
ハードパンチャーの中の
ハードパンチャーの
フレイタスの懐に、
ガンガン潜って打ち合います。
バリオスは火事の時にも
バケツの水をかぶって、
家の中に飛び込むタイプ
でしょうね(*゚∀゚*)
その勇気がこの試合では、
良くも転がり、
悪くも転がってしまった感じです。
まさに
ハイリスク
ハイリターン
(笑)
を地で行く。
ということでしょうか。
10Rにバリオスは左目の流血を
レフェリーの服で拭く。
という並々ならぬ勝利への
執念を見せます。
11Rにフレイタスから
ダウンを奪った時点で、
ポイントは取ってると思って、
ムリには打ち合わなくても
良かったのに、と
思ってしまいそうですが、
もう誰もバリオスを止めれない。
(●´ω`●)
11Rのバリオスのダウンシーンが
またショッキングで、
立ち上がった後、
何が起こったかわからない表情で
すごく印象的でした。
それほどまでにフレイタスのパンチが
強烈だったということです。
鼓膜まで破れてたということですから
驚きです。((((;゚Д゚)))))))
あきらめかけていた後の
劇的KO勝利ということで
最後の会場のボルテージも
かなりヤバいです。
この盛り上がりが見たくて、
この試合を何度もみてしまう
自分がいます。
皆さんもぜひぜひ
見てみて下さい( ´ ▽ ` )ノ
Acelino Freitas v Jorge Barrios