ボクシング名勝負ブログ

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マイクタイソンVSドノバンラドック1この時タイソン24歳か(笑)

www.youtube.com

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マイクタイソンのライバルといえば、

多くのボクシングファンは、

ホリフィールドと答える人が

多いと思います。が、

私は、ドノバンラドックだったと

思っています。

"レーザー"という

ニックネームがつくほどの、

鋭いフック、アッパーが

得意な勇敢なファイターでした。

漫画のはじめの一歩の中に

出てくる千堂の必殺技の

「スマッシュ」は

このドノバンラドックの

必殺パンチからきています。

フックとアッパーの

ちょうど中間くらいの角度から

繰り出されるパンチを

ラドックはスマッシュと呼んで、

フィニッシュブローとして

使っていました。

ちなみにはじめの一歩の中の

間柴のフリッカージャブは

 

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トーマスハーンズのジャブです。

キャリア晩年のハーンズは

オーソドックスに

近い構えでしたけど(笑)

 

話が横すべりしました( ̄▽ ̄;)

 

で、なんでラドックが

一番のライバルだったと言えるか。

その理由は、

全盛期のタイソンと

唯一真っ向から打ち合って

戦えたボクサーだったからです。

ジェームススミスや

トニータッカーなど。

判定まで持ちこたえた選手は

いたはいましたが、

うーん。。。

ちょっと違う(笑)

ダグラスは勝ちましたが、

調子が悪すぎのタイソンでしたし。

個人的にラドックが

好きというのもありますが。

ボクサータイプ、

ファイタータイプ、

ボクサーファイタータイプなどは

ポピュラーなスタイルですが、

ラドックは

ボクサーパンチャータイプと

ボクシングマガジンに

紹介されていて、

当時の私は

「なんか、かっこいい」

という印象を持ちました。

 

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試合の方は前に出るいつもの

タイソンをラドックが迎え撃つ形で、

改めて観るとクリンチが

こんなに多かったのかという感じで、

リチャードスティール大変そうです

(笑)

ストップが早いと思った

観客が多かったこともあり

試合後は大荒れ(^_^;)

セキュリティーに守られながら

退場するレフェリー初めてみました。

ラドックは

踏み込んできたタイソンに

アッパー、フックを

カウンターで入れる

作戦だったように見えます。

ただ思った以上にタイソンの

踏み込みが早く、

懐にもぐられてしまうために

クリンチが多くなってしまった

感じです。

これは、仕方ないかなと思います。

当時のタイソンの

踏み込みといえば、

光の速さですからね。笑

タイソンのボディフックは

入るたびに目を背けたくなるほど

強烈です。

私なら一発で内臓破裂です。

6R、初めてまともに

タイソンにカウンターを入れるラドック。

タイソンも効いてましたね。

並の選手だったらあそこで

終わってたんでしょうけど、

タイソンってやっぱ

打たれ強さもありました。

あの首ですからw

終わり方は少し残念な

形になっちゃいましたが、

文句なしの名勝負でした

( ´ ▽ ` )ノ

Mike Tyson vs Razor Ruddock I