フリオセサールチャベスのタイトルに
オスカーデラホーヤが挑戦する形となった試合。
ULTIMATE GLORY
究極の栄光と名打たれた伝説の一戦です。
チャベスはフランキーランドールに
判定負けはしていたものの、
この試合の時点では
まだまだ絶対王者的な位置づけで、
デラホーヤは、
まだチャベスに勝てないんじゃないか?
と予想していた人が多かったように記憶してます。
自分自身も正直そう思ってました。
いざ始まってみると、
ハンドスピードや脚のスピードで
デラホーヤが圧倒してしまう展開でした。
たしかに1Rでチャベスは
不運にも左目ザックリ(((゜Д゜;)))と
流血してしまったことでベストな状態ではなかった
という意見もあると思います。
ただ、滅多に流血しないチャベスが
バッティングでもないのに目を切る。
こういう勝負運を
ビッグマッチで引き寄せてしまうデラホーヤは、
ボクシングの神様に愛されているなと
素直に思ってしまいます(^_^;)
しかし、この頃のデラホーヤのジャブは神がかってます。
あのチャベスが踏み込みを躊躇して
懐に入れないんですから驚きです。
パンチだけではなく目のフェイントや
色々なテクニックもあるんでしょうけど。
チャベスがフランキーランドールに
初黒星を喫した時も、
チャベスの時代が終わったとは全然思わなかったですが、
このデラホーヤとの試合を見終わった時の感想は
チャベスの時代は終わってしまったのかもと、
私は思ってしまいました。
「新旧交代」の残酷さも
ボクシングの魅力であることは間違いありません。
寂しい気持ちにはなっちゃいますが(´;ω;`)
強かったチャンピオンの落日は
いつどのような形でも、切ないものです。
完全決着の再戦もお見逃しなく!↓↓↓