ボクシング名勝負ブログ

読むだけでボクシングに詳しくなる!名勝負を分析。検証。さらには未来の名勝負を予想します。

フェリックストリニダードVSモーリスブロッカー。センセーショナルとはこのことだ

www.youtube.com

スーパースターになるボクサーは

センセーショナルなKOで

最初の王座を獲得することが

多いんじゃ?と感じます。

戦慄のKO劇が

印象に残りやすいだけなのか、

結果論なのかは人それぞれ感じ方が

違うとは思うのですが、

私は強くそれを感じてしまいます。

アーロンプライヤーが

アントニオセルバンテスを、

トーマスハーンズが

ピピノクエバスを、

ノニトドネアが

ビックダルチニアンを、

マイクタイソンが

トレバーバービックを、

モハメドアリ(カシアスクレイ)

がソニーリストンを、

リカルドロペスが大橋秀行を、

ジェームストニーが

マイケルナンを、

前回記事にも書いた

アイククォーティーが

クリサントエスパニャを、

そして今回の

フェリックストリニダードが

モーリスブロッカーを、と

枚挙に暇がありません(笑)

 

そして、

その戴冠劇がより鮮明になるのは、

相手のチャンピオンが、

かなり強く有名な安定王者

ということも特徴だったりします。

後のスーパースター達でも

不利の予想の中リングに

上がることも少なくありません。

この試合、

ベテランのブロッカーが

トリニダードを

アウトボックスしてしまうかも?

と予想していた人も

少なくなかったはずです。

しかし、いざ試合が始まってみると

ブロッカーはただ、ひたすらに

トリニダードのパンチを

打ち込まれるだけになってしまいます。

スピードでもパワーでも

トリニダードが圧倒してしまいます。

ボクシングの残酷さと

美しさが凝縮されている

名勝負と思います^^

トリニダード伝説は、

この試合から始まります。

Felix Trinidad v Maurice Blocker