ボクシング名勝負ブログ

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エロイロハスVSウィフレドバスケス。バスケス3階級制覇!

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「あーあったあったこの試合」

と懐かしく思い出した名勝負です。

WBAフェザー級タイトルマッチ。

チャンピオンのエロイロハスに

ウィフレドバスケスが

3階級制覇をかけて挑戦しました。

両選手共日本では

お馴染みといいますか、

ロハスは、

淺川誠二や平仲信敏を退け、

バスケスは横田広明や葛西裕一、

(ロハス戦の後の防衛戦で

渡辺雄二も退ける)

二人の強さは日本のリングで

嫌ってほど思い知らされてました

(笑)

そんな両者の対戦ということで、

この試合は日本のファンの間でも

注目度が高かったです^^

年齢のことや体格のこともあり、

戦前の予想ではロハスが

有利だったと思います。

過小評価されていたと

感じる名選手で思い出すのは、

ダニエルサラゴサ、

マヌエルメディナ、

レオガメス、

そして、このウィフレドバスケス。

などなど思いつくのですが、

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過小評価されていたから、

防衛戦の相手に頻繁に選ばれたり、

チャンピオンになったあとも

「こいつなら勝てる」

的に思われ、

挑戦希望者があとを絶たない(笑)

過小評価されていたからこそ、

2階級3階級制覇だったり、

何回も王座へ返り咲くことが

あったんだと思います。

当然みんな実力があって

強いんですけど、

なぜか実力を

低く見積もられていた感は

否めません。

パッと見は弱そうって

ことですかね(*゚∀゚*)

レオガメスは

タクシーの運ちゃんにしか

見えないですし(笑)

エロイロハスも、

この試合がラスベガスデビュー

だったこともあり、

体格差のあるバスケスを

パワーで押し切って、

いい勝ち方を見せようと

欲が出てしまった試合に感じます。

唯一7ラウンドにみせた

アウトボクシングを

もし1ラウンド目から

一貫していたら

結果は違ったかもしれません。

ただ、この日のバスケスは

めちゃ強いバスケスでした。

バスケスは試合によって

ムラがあるタイプだったので

こういう表現になります(^_^;)

いわゆるレノックスルイスの

スタイルです。

(わかる人だけわかって下さい。)

特に最後のコンビネーションの

詰めの厳しさ(((゜Д゜;)))

マットに沈むとはこのことだ。

という衝撃のKOシーンになりました。

調子が良い時のバスケスは、

ほんとに手がつけられない

選手でしたね^^

Eloy Rojas vs Wilfredo Vazquez