ボクシング名勝負ブログ

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ポンサクレックVSソニーボーイ。さよなら、ポンサクレック

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※(試合は23分くらいから始まります)

名チャンピオンの陥落は

ただでさえショッキングなのに、

その負け方が凄惨なものだと

脳裏に焼きついて離れないことも

しばしばあります。

タイソンがダグラスに、

辰吉がウィラポンに、

具志堅がフローレスに、

最近だと内山がコラレスに、

バレラがジョーンズに

(急にマニアック(笑))

枚挙にいとまがありません( ̄▽ ̄;)

 

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この試合もまさに!!

そんなトラウマ陥落劇でした。

アップセットオブザイヤーにも

選ばれたみたいですね^^

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それもそのはず、

 

チャンピオンの

ポンサクレックウォンジョンカムは

お馴染みの絶対王者でしたが、

挑戦者のソニーボーイハロは

パンチはあるものの勝ったり負けたりで、

ハロがポンサクレック

勝つことになろうとは

ほとんど誰も

予想していなかったですよね。

この試合でポンサクレック

敗れるまでの伏線といいますか、

フラグが立ちまくっているのも

この試合の特徴です。

 

まずは1ラウンド早々に

ポンサクレックがスリップ。

これをダウンと判定される。

ポンサクレックは明らかに不満顔。

 

そして、そのスリップした場所の

近くで何回か足を取られ、

ポンサクレックは足に力を

入れれなくなっているようで、

下半身が安定しない。

 

ポンサクレックに焦りも見え始める。

 

そこまで低くもないハロのローブロー

ポンサクレックがレフェリーに

必死にアピール。

 

生理的なものなのか、

ポンサクレックはハロに対して

終始イライラしているように見える。

顔が嫌いなのでしょうか?w

 

試合を画面から見ただけの

印象なのですが、

ポンサクレックは最初から

冷静さを欠いているように見えました。

また、ハロがしたたかに感じたのは

ローブローの注意を受けたときに

平謝りをするんですが、

実は全然反省してない感じで(笑)

腰が低いんだけど、

ポンサクレックに対して

リスペクトがない(笑)

ゼロ(゚∀゚)

なにしろ最後は嬉しそうに

メッタ打ちにしてます(;'∀')

 

あえて仕事で例えるなら、

従順だと思っていた後輩が

どんどん営業成績を伸ばして、

先輩風ふかして指導していた

3ヶ月前からの自分がすごく気まずい

(゚Д゚;)

みたいな。。。

わかります?この感覚。

 

この試合は。

そう、、、気まずい系

ノックアウトだったんですよ(((゜Д゜;)))

 

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リングに沈んでいく

ポンサクレックを見て、

また一つの時代が終わったな

と思いました。

ボクサーは相手ではなく自分との戦い

なんて話を聞きますが、

これほどのチャンピオンでも

自制心をなくすと相手が格下でも

あっさり負けてしまうのだな、、、と、

この言葉に重みを感じさせられます。

Sonny Boy Jaro vs Pongsaklek Wonjongkam