ボクシング名勝負ブログ

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ホルヘリナレスVSケビンミッチェル。敵地で逆転KO

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ホルヘリナレスが

3階級制覇したタイトルの

初防衛戦です。

挑戦者はイギリスの

ケビンミッチェル。

ハンマー野郎です(笑)

リナレスの試合は、

リナレスが打たれ脆いという

バイアスがかかって見てしまうため、

いつもスリリングに

感じてしまいますね^^

5R、リナレスはダウンしますが、

過去のKO負けの経験が

活きているのか、

すごく冷静に

対処しているように見えました。

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一度起き上がろうとして、

やめて、からの正座!(((゜Д゜;)))

 

こいつ。

な、慣れてる。

Σ(゚д゚lll)

 

といった感じでしょうか。

敵地のリングでダウンを取られて

冷静でいられるのは

非常に難しいと。

素人の私なんかは

思ってしまうのですが、

リナレスさすがですね。

(特にイギリスの地元選手の

応援は凄まじいです( ̄▽ ̄;)

この状況下で冷静な対応。

リナレスの精神力の

タフネスには天晴れです。

この試合、逆転KOという

扱いになってしまうとは思うのですが、

各ラウンドのポイントは

別にしても、

主導権はリナレスが取り、

終始コントロールしているように

見えました。

ミッチェルとしては、

ダウン直後にもっとダメージを

与えたいとこだったと思うんですが、

ミッチェルの作戦としては、

おそらくリナレスが

踏み込んで来たときに

カウンターを合わせる。

というのが、

基本戦略だったように思えます。

ので、リナレスのダウン直後も

見てしまった感がありました。

あーでも、

手応えのあるパンチで

倒したわけではないから、

ダメージの深さを

観察したとも言えますね。

あとは、リナレスは

カウンターが得意なので、

それの警戒もあったのでしょう。

ここら辺の心理戦でも

リナレスが上回った感じです。

ダウン後に逆に

ミッチェルを追い込んで強めの

パンチを打ち込んで、

ダメージはなかった

アピールに成功しています。

ここら辺が勝負の分かれ目

だったと感じました。

最後のラウンドになった

リナレスのラッシュは、

ハンドスピードをフル回転させた

デラホーヤそっくりのラッシュでした。

リスペクトの表れか、

入場時にアゴをカチカチする

仕草もマネてますから、

相当好きなんでしょうね^^

両者の駆け引きが光る、

名勝負でした( ´ ▽ ` )ノ

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Kevin Mitchell vs Jorge Linares