ボクシング名勝負ブログ

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トーマスハーンズVSピピノクエバス。殺し屋戴冠!絶対王者リングに沈む

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トーマスハーンズが

大好きでした

(*´ω`*)

 

と、

唐突な告白ε-(´∀`; )

ハーンズは

やっぱファイトスタイルが

かっこいいですよね(●´ω`●)

長身でジャブが強くて

チョッピングライトが強烈で、

アウトボクシングに

徹すこともできたはずなのに、

好戦的でハートが強く。

アゴの脆さなど

気にもせずに(笑)

勝ちにいく姿勢

というのでしょうか。

素直にかっこいいなと

思わせてくれる、

そんなハーンズさんが、

初めて世界チャンピオンに

なった試合であります。

チャンピオンはピピノクエバス、

当時めちゃめちゃ強くて

11度防衛中の絶対王者でした。

 

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きっちり横分けのクエバスさん。

 

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中井さんとは分け目が逆みたいです。

 

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しかも11回中10回はKOっていう。

今の山中チャンピオンみたいな

ノリですか。

リーチの差とハーンズの

独特の速いジャブに対応する前に

右を思い切りもらってしまった

感じでしたが、

あのクエバスに何もさせないで

KOしてしまうという、

センセーショナルな

戴冠劇となりました。

ハーンズは言うまでもなく

ここからスター街道を

爆進していくこととなり

レナード、デュラン、ハグラー達

黄金の中量級

言われる時代を作り、

5階級制覇の名チャンピオンに

なっていくわけです。

 

後々スーパーチャンピオンに

なるような選手は、

初戴冠の試合が

センセーショナルなことが多いと

以前トリニダードの記事で

触れましたが、

 

gokanno.hatenablog.com

 

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この試合もまさにこの理論に

当てはまる試合だったと言えます。

クエバス落日に

切なくはなりつつも、

新しい時代の幕開けの

ワクワク感もある

そんな複雑な心境になる

名勝負でした( ´ ▽ ` )ノ

 

そして、

故エマニュエルスチュワートが

若い!っていう(笑)

わかる人だけわかってください。

Pipino Cuevas vs Thomas Hearns