ボクシング名勝負ブログ

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薬師寺VS辺丁一①疑惑の判定?再検証

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「新チャンピオン薬師寺!」

のコールに、

正直に言うと「え?マジで?」

というのが率直な感想でした

(((゜Д゜;)))

もちろん日本人選手が

勝ったのは嬉しいんですけど、、

自分の採点では、

辺丁一が取ったラウンドが、

②③⑤⑥⑧⑨⑩⑪

薬師寺が取ったラウンドが

①④⑦⑫

116-112で辺丁一の

勝ちと思いました。

1R目から激しい主導権争いがあり、

序盤のペースは

どちらのものでもない感じでしたが

中盤に入ると辺丁一が

リングジェネラルシップを

握りはじめます。

薬師寺の方が長身でリーチもあり、

体格差もスピードも

優っているように見えるのに、

なかなかリードジャブが

当たらなかったり、

辺の巧みなボディーワークと

クリンチで

空転させられてる印象でした。

アウトボクサーに対して

ファイターが空転するのは

よく見ますが、

ボクサータイプの選手が

なかなかパンチ当たらないという

珍しい光景でした。

それだけ辺は技巧派だった

ということで間違いありません。

韓国の選手は

ブルファイターが多かったですが、

辺は独特の

ボクサーファイタータイプで、

しかもサウスポーという(笑)

いかにもやりにくそうです(ーー;)

薬師寺の戸惑いも

仕方なかったと思います。

この試合以降、

薬師寺は強いチャンピオンに

なっていきますが、

この時はまだボクシングが

直線的すぎて辺にうまく

ごまかされてしまった。

という感じでしょうか、

薬師寺は最後まで距離感を

掴めないでもどかしそうです。

それでも薬師寺は堅実な

ボクシングに終始して、

最後まで闘志が衰えることなく

果敢に攻めて勝利をもぎ取りました。

微妙な判定とはいえ

勝ちは勝ちですからね。

ボクシングは乱暴な言い方をすると、

どこか

 

勝ちゃあ

いいんだよ、

勝ちゃあ。

 

みたいな要素があることは

否定できません。

苦しい試合で勝利をする

薬師寺の勝負強さみたいなものが

やっぱりチャンピオンになる

人間のいわゆる持っているもの

なのでしょう。

運を味方につけることも

必須条件なわけですから。

どの世界でも。

もちろんそんな理屈を

辺からすればふざけんな!

でしょうけどね。(笑)

辺丁一はオリンピックの

判定が納得いかなくて

座り込みをしたとかありましたね。

なんか、

ツイてないですね( ̄▽ ̄;)

判定の結果はともかくとして

両者の駆け引きや手数の多さ、

12回まで全然飽きずに

見れる好試合でしたね( ´ ▽ ` )ノ

でも地味な対決だし、

昔の試合すぎて

画像検索したら

写真が全然ない!!

(笑)

しょうがないから、

そのオリンピックの辺丁一の

座り込みの画像三連発。

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この薬師寺戦でも

やってほしかったですね

(*゚▽゚*)

これがの的なやつを。

Byun Jung-il vs Yakushiji Yasuei I (邊丁一 vs 薬師寺保栄)