ボクシング名勝負ブログ

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ロイジョーンズVSジェームストニー。この速さは反則レベル。パウンドフォーパウンド最強決定戦。

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やはり、

ボクシングはスピードが

一番大事なんじゃ?

と感じてしまう試合でした。

 

最近のエキサイトマッチでも

ジョーさんが、

 

「最近のボクサーはとにかく

ハンドスピードを

つける練習してる」

 

と言ってましたが、

このロイジョーンズや

フロイドメイウェザーが

先駆けとなって、

現在のボクシングの

トレンドを形成したように思います。

10ポイントマストという

採点基準を考えても、

手数が少なくて、

重たいパンチを振るよりも、

一発大きいのを当てて

ダメージを与えることより、

軽くでもいいから、

相手にジャブや手打ち気味でも

素早いコンビネーションを

打ち込んだほうがポイントを

稼げる=勝ちやすくなる。

ということで、

スピード重視のボクシングが

流行るのも無理はないかな?

と思います(●´ω`●)

 

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もちろんロイジョーンズは

速いだけでなく

パンチ力もあったので、

KOする試合も多かったですし、

全盛期は手がつけられない強さを

誇ってました。

ジェームストニーも

この頃の評価が一番高く、

この試合は当時の

パウンドフォーパウンド最強決定戦

くらいの勢いがありました。

 

蓋を開けてみたら

ここまで一方的な試合

となってしまいましたが(^_^;)

戦術や戦略などが

入る余地もないくらい

両者のスピードの差が

歴然としてました。

新幹線と各駅停車の

ようなスピードの差です。

 

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これでは

もう全然

追いつけない

笑)

 

ほとんど誰にも触れさせない頃の

ロイジョーンズに、

単発ではあるものの、

数回クリーンヒットさせた

トニーの当て勘は

逆にすごいですけど。

もう少しロイが

打ち合ってくれたらなぁー

な感じですけど、

こればっかりは勝負の世界なので

仕方ありません。

 

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ここからロイジョーンズは

最強伝説を作り、

押しも押されもせぬ存在になりました。

トニーは一時的に

低迷はしましたが、

ヘビーまであげて

あのホリフィールドを撃破したり、

4階級獲りをしてみたりと

さすがのキャリアを歩みました。

歴史が動いた名勝負なので

まだ未見の方は

ぜひぜひ見てみてください

( ´ ▽ ` )ノ

Roy Jones Jr. vs. James "Lights Out" Toney