ボクシング名勝負ブログ

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ユーリVSムアンチャイ①失神KOで歴史的奪取!伝家の宝刀右クロス炸裂。

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ボクシング史上

ロシア人で初めての

世界チャンピオンが

ユーリだったんです。

(((゜Д゜;)))

今ではロマチェンコ、

ゴロフキン、

コバレフ、クリチコなどなど、

少し記憶を探るだけで

あの顔やこの顔の

名王者が浮かびますが、

この時はまだロシア人が

プロボクシングに

あまり進出していない時代で、

協栄ジムがマネジメントをして、

ユーリとナザロフ、

ヤノフスキーと

 

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当時はグッシーナザロフ

 

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ヤノフスキー

 

アマチュアの世界チャンピオンを

日本のリングで育てる的な

2019年現在から見ても、

かなり画期的な

取り組みだったと思います。

後にナザロフも

世界チャンピオンになりますが、

先に世界を獲ったユーリは

ロシアのボクシング界の

野茂英雄と言っても

過言ではありません(笑)

 

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のちにリングネームは

勇利アルバチャコフになりますが、

この時はユーリ海老原

同じ協栄ジムのかつての世界王者

海老原 博幸の海老原の苗字を

もらってのリングネームでした。

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故、海老原氏。

 

ユーリ本人は

すごく嫌がっていたと

何かに書いてありましたね

( ̄▽ ̄;)

海老原さんも草葉の陰から

残念な顔をしてそうですが。。。

 

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エビちゃんもつけちゃいますけど

 

クールで淡々としている

イメージのユーリですが、

改めてこの試合をみると、

かなりアグレッシブに攻めて、

世界タイトルへの執念というか

想いといいますか。

もっとわかりやすく言うと、

なんか一生懸命な

ユーリです(笑)

 

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かなりハングリーな環境での

ボクサー生活だったこともあり、

そりゃ必死にもなるよな。

頑張れユーリ!

って感じになります。

 

チャンピオンのムアンチャイも

好きな選手だったので、

この試合はリアルタイムで観ていて

非常に興奮したことを記憶してます。

年間最高試合でしたね。たしか。

しかもこの日、

ミッキーロークがメインで。

ユーリVSムアンチャンが

まさかのセミファイナル

っていうねwww

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猫パンチのニュースの方が話題になってしまって、

 

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なんともいえない

感情になったことも

思い出してきましたよ(笑)

 

今みたいに、

YouTubeでもある時代なら、

井上尚弥選手みたいに

ユーリはもっともっと

全世界で評価されるような

選手だったのになと思います。

 

もったいない!:;(∩´﹏`∩);:

しかしユーリの神のような

右クロスは何度みても

気持ちいいですね( ´ ▽ ` )ノ

磨き上げられた

日本刀のような切れ味っす(*´ω`*)

ユーリ・アルバチャコフVSムアンチャイ・キティカセム第1戦