ボクシング名勝負ブログ

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鬼塚勝也VS松村謙一。鬼塚初防衛!稲妻のような左。

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父親に連れられて、

日本武道館で観戦した

思い出の試合です^^

当時高校生だった私のヒーローは

矢吹丈と鬼塚勝也でした。

部屋には鬼塚のポスターを貼り、

あしたのジョーのビデオを

何度も繰り返し見る。

そしてリングジャパンで

売られていたボクシングのビデオを

買い漁る。

お小遣いをほぼ全て

ボクシングにつぎ込むという

狂った青春時代でした。

(*´∀`*)

 

この試合は、

タノムサクシスボーベーとの

王座決定戦で判定勝ちした

鬼塚の初防衛戦でした。

疑惑の判定とか色々言われてましたが、

当時は10ポイントマストシステムが

日本国内でそれほど

浸透していなかったことも、

あれだけの騒ぎになってしまった。

と書きたいとこでしたが。

亀田VSランダエタ戦でも

判定の物議が出てましたね。

 

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この前のエキサイトマッチで、

ジョーさんが10ポイントマストを

日本タイトルマッチでも

ノンタイトルであっても採用すべき。

10ポイントマストを

常に意識していないと

世界戦の時に戦略を間違える。と

おっしゃられてましたが、

激しく同意します。

今だに民放のボクシングの解説で

○○さんの採点は

10対10のイーブンです。

とか聞くと、口半開きになります。

解説者が

ルール知らねぇ

じゃねぇかと。

笑)

有効なクリーンヒット

(いかに相手にダメージを与えたか)

 

攻勢(ただ突進するだけではなく、

手数を出しているか)

 

ディフェンス

(攻撃に繋がるような防御技術か)

 

リングジェネラルシップ

(主導権はどちらが取っているのか)

 

最近は改善されてる部分も

多いようですが、

判定での問題が持ち上がるたびに、

批判している中で

どれだけの人がボクシングの

採点基準に精通しているのだろうか?

と思います。

 

疑問に思うところ。

正直あります。

 

ほんとにルールわかって

批判してますか?

 

と思います。

 

しかもその批判がジャッジにではなく、

選手に向けられてしまうのも、

ボクシングファンとして

心底悲しくなります。

と、完全に脱線しましたが!

(*゚∀゚*)

 

挑戦者の松村謙一は

これが4度目の世界挑戦で

ラストチャンスと言われてました。

 

本名は謙二だったと思うんですが、

二というのが縁起が悪いから

一にしたみたいな話が

ありました(●´ω`●)

 

過去三回の挑戦は

カオサイギャラクシーに2度、

文成吉に敵地韓国で挑戦。

強いチャンピオンが

相手だった不運もありました。

鬼塚が苦戦したタノムサクにも

東洋太平洋タイトルマッチで、

松村が判定で勝利していたことも

話題になってましたね^^

今では日本人同士の世界戦は

頻繁に興行される時代になりましたが、

鬼塚VS松村の日本人同士の世界戦は、

当時、7年ぶりくらい

だったみたいです(((゜Д゜;)))

松村さんは学校の教員のお仕事も

されていて、さすがは先生らしく

私が試合会場でサインを求めたら、

快くサインしてくれて

めちゃ感じがよかったので。

(*´∀`*)

心では鬼塚を応援しつつも、

少し複雑な気持ちで

観戦していた記憶があります。

直接会ってしまうと、

ファンになってしまうとか

ありますよね(笑)

 

現代ボクシングのスピードに

慣れているので、

今見ると鬼塚はどうなんだろう?

と訝しげに動画をみましたが、

 

鬼塚の左のリード

めっちゃ速い

(笑)

 

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今でも日本チャンピオンくらいには

なれんじゃないか?

とずっと思われてる鬼塚さん。

あ、やっぱ速いのね(^_^;)

と納得しました。

松村もコンディションがよく

パンチもキレてましたが、

この鬼塚の左には、

ほとんど反応できなかったですね。

ちなみに、会場は鬼塚ファンの

女性が多かったですが、

思いのほか、

松村の応援も多かったです。

野郎は松村を

応援したくなりますかね^^

それにしても、鬼塚の入場の時の曲は

いつもかっこよかったですね( ´ ▽ ` )ノ

 

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Katsuya Onizuka - Kenichi Matsumura