ナザロフVSジョーイガマチェ。倒され屋のガマチェさん
ザ・冷戦 笑
プロパガンダ的なキャッチです。
勇利アルバチャコフと共に
協栄ジムに所属し、
世界チャンピオンになった
グッシーナザロフ。
(グッシー)は
先輩チャンピオンの
具志堅用高のニックネームから
取ったみたいですが、
ナザロフ本人が、
「本名がいい」
と強く要望したらしく、
(そりゃそうですよねw)
世界戦前くらいには、
グッシーナザロフから、
本名であるオルズベックナザロフに
変わっていた記憶があります。
勇利も最初はユーリ海老原の
リングネームでしたが、
本人の強い要望により、
アルバチャコフと本名で
リングに上がってました。
出稼ぎボクサーの
葛藤と憂鬱を感じさせる、
ちょっと悲しい話です。(^_^;)
そんなナザロフさんは、
南アフリカで当時チャンピオンだった
ディンガントベラから
見事!タイトルを奪って、
このジョーイガマチェ戦が
二度目の防衛戦でした。
アメリカVSロシアの構図で、
ナザロフはブーイングを浴びてます。
ロッキー4のアポロVSドラゴを
思い出してしまう
オールドファンもいるかもですが、
この日のガマチェのトランクスが
まさにアポロクリード的というか、
キャプテンアメリカ的というか、
昔のアメリカの学園ドラマには
欠かせないタイプの
ナショナリズムボクサー。
ジョーイガマチェ。
と言ったとこでしょうか(笑)
アポロVSドラゴの
衝撃のKOシーンにも
勝るとも劣らない衝撃のラストです。
ガマチェは強い選手で、
元世界チャンピオンなのですが、
このナザロフ戦や
トニー”タイガー”ロペス戦、
悪夢のアルツロガッティ戦。
圧倒的な倒されぶりばかりが
記憶に残っている、
倒されアーティスト
でありました。
これだけ華のある
鮮やなKO負けをする選手は、
日本では山口圭司選手くらいしか
思い出せません(笑)
倒した瞬間、
普段クールなナザロフの
貴重なガッツポーズも見れますので
ぜひぜひ見てみてください。
ナザロフがあのジョーイガマチェを
KOしたのか!と
多くの日本人ボクシングファンを
喜ばせた忘がたい一戦です。
Orzubek Nazarov vs. Joey Gamache
ガマチェの倒されっぷりを
おかわりしたい方は、
タイガーロペス戦の
KOラウンドもどうぞ。↓↓↓