レパード玉熊VS李烈雨。日本伝統のフライ級に再び
「ニッポン伝統のフライ級に
再び光が射しました」
のアナウンサーの実況に
幼かった私は鳥肌モノでした。
そのせいか、
とても記憶に残っている試合です。
当時、大橋秀行が
奪取して、日本人世界挑戦21連敗を
止めたばかりのタイミングで、
玉熊が二人目の世界チャンピオンに
なったことで
日本ボクシング会も
活気が戻ってきた。
そんな空気でした(●´ω`●)
試合は、この時代特有の
細かい連打の応酬の接近戦(笑)
今の時代、
あまり見なくなりましたよね。
やはりボクシングも日進月歩、
その時代その時代で
トレンドも違いますし、
ちょっとずつちょっとずつ
進化していっていることが、
昔の試合をみると改めて実感します。
代表的なところだと、
フロイドメイウェザーJrが
すり足のフットワークを使ったことで、
それまでの
ピョンピョン跳ねたような
最近めっきり見なくなったとか、
まぁ、メイウェザーに関しては
やっぱりあのリングインの時の
ロープに頭をくぐらせて、
戻してからリングイン。
これですね ↓↓
この動きは真似してる
選手めちゃ多いですね。
私も何かをくぐるときに日常生活で
真似してしまうくらいですから
(*゚∀゚*)
話を戻して、、、
トレンド云々というより、
典型的なコリアンファイターの李と、
迎え撃つ戦術の玉熊の
組み合わせならば、
この試合展開は
必然だったように思います^^
それにしても、
この時代の試合前の悲愴感というか
緊張感は、今の時代には
あまり感じられなくなりました。
というか、テレビの演出が
派手になったから。
というのがかなりの割合で
影響しているのでしょうが、
自分はこの時代の控え室の
リポートが大好きでしたね^^
昔は良かったね。
とかではなく、
単純に個人的な好み。
趣味趣向の問題です(笑)
やっぱり、
あしたのジョーが好きすぎて、
ボクシングに対して
悲愴感を未だに
求めているのでしょうか。
ただ、この日のアナウンサーの
実況は、ほんとに秀逸で
こと実況だけに関しては、
最近の民放の実況よりも
明確に優秀であると
言わざるをえません。
色々と、懐かしくて試合と
関係ないことばかり
書き連ねましたが、
日本伝統のフライ級の
世界タイトルマッチ。
今見ても、
かなり感動的な試合ですので、
まだ見たことないよ。
という人はぜひぜひ(*´ω`*)