ボクシング名勝負ブログ

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イベンダーホリフィールドVSジェームスダグラス。真実の証明!本物VS破壊者

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あのタイソンを

歴史的番狂わせで破ったダグラスが、

「本物男」イベンダーホリフィールドを

相手に迎えた初防衛戦。

統一世界ヘビー級タイトルマッチです。

タイソンに勝ったのは

マグレだったのでは?と、

チャンピオンになったにもかかわらず、

ジェームス・”バスター”・ダグラスは

訝しげに見られていました。

試合前の賭け率も、

挑戦者であるホリフィールド有利と

なっていました。

ホリフィールドは一つ下の階級の

クルーザー級の統一チャンピオン

だったこともあり、

無敗でランキングも1位。

予想が有利に傾いても

不思議ではなかったと言えます。

 

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しかし、この時のホリフィールドの

評価が高かったというよりも、

ダグラスに対する不信感が

色濃く出ていた雰囲気でした。

ホリフィールドが正当に評価されたのは、

リディックボウに敗れた試合から

ですからねσ(^_^;)

負けてから株を上げるホリフィールド。

ここらへんがホリフィールドの

凄みだったりします。

 

さて、この日のダグラスは

調整にも失敗したという噂もあり、

体重もタイソン戦と時よりも

10キロくらい重かった記憶があります。

いざ試合が始まると、

やはりホリフィールドの

シャープな動きが目立ちます。

 

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ダグラスにスピードが

なかったとも言えますが、

この日のホリフィールドはやっぱり

キレがあったと思います(*´ω`*)

今のヘビー級のチャンピオン達、

フューリーやジョシュアや、

ワイルダー達が、この日の

ホリフィールドに勝てるかな?

とか考えながら見るとより楽しめます。

ホリフィールドファンの

私の欲目もありますが、

どのチャンピオン相手でも

ホリフィールドが

勝っちゃうんじゃないかなー

なんて思います(笑)

 

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試合を決めた右ストレートは

鮮やかにダグラスの顔面を捉えて、

ダグラスは起き上がることが

できませんでした。

後日、このダウンシーンが問題となって、

ダグラスは立てたのに戦意喪失となり、

あえて立たなかったのでは?

という話も聞かれました。

ほんとのとこは

わかんないですけどね(^_^;)

 

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ホリフィールド曰く、

「ダグラスは右アッパーを打つ前に

右肩が下がる癖がある。」

と試合後に語っていただけのことはあり、

待ってましたとばかりに

右を叩き込んでます。

あのマイクタイソンをKOした

右アッパーだっただけに、

必ずやダグラスは右のアッパーを

打ってくると

ホリフィールドは完全に

読んでいたということですね。

 

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リングサイドにはホリフィールドと

仲良しのパーネルウィテカーや

レナードにテリーノリスといった

懐かしのビッグネーム達も見れます。

ヘビー級の歴史に残る試合ですので、

もし、まだ見たことないよ。

という方はぜひぜひ

見てみてください( ´ ▽ ` )ノ

Evander Holyfield vs. Buster Douglas