新旧交代!2Rで決着。赤城武幸VS渡辺雄二。超満員の後楽園ホール。
赤城選手は
漫画のはじめの一歩の
伊達英二のモデルなんじゃ?
と僕が勝手に
思っているんですけど笑
髭の感じとかね?
(こっちじゃなくてwww)
このJライト級の
日本チャンピオンであると同時に
長い間世界タイトル挑戦の機会を
伺っていた赤城。
最強のホープ
渡辺雄二を撃退すれば
世界タイトル挑戦という
運びだったんだと思います。
試合前の予想は
ファンの間でも真っ二つ。
キャリアの差で
やや赤城が有利か?
という予想の中
ゴングが鳴ります。
実況解説の中でも
おそらく赤城は
後半勝負。
渡辺は序盤から積極的に
攻めて、早めに決めてしまいたい。
そんな思惑が交錯
した感じで1Rは終わりました。
しかし2R。
先に有効打を当てたのは
赤城でした。
この一発で
焦ったのか、
勝負を急いだのか。
赤城は渡辺に攻め込みます。
そして、
一瞬の刹那。
左フック一閃。
沈み込むように
ダウンする赤城。
その後の2回のダウンは
おまけみたいなものでした。
劇的な新旧交代劇。
今、
この試合を見直しても
もし、
あの2Rの赤城の
有効打がなかったら?
きっと赤城は
もっと慎重に攻めていただろう。
とか。
後半に行けば行くほど
赤城の老獪さが
本領発揮されていただろうな。
とか。
考えてしまいます。
結局、この後
赤城に勝利した渡辺は
赤城が持っていた
日本タイトルと
世界ランキングを手中にして
世界チャンピオンの
ヘナロ・エルナンデスへの
挑戦をすることになります。
敗れた赤城は
世界戦の舞台に上がることなく
その後引退していきます。
当時は
WBC、WBAのみが
日本では認定されていたので
今よりも世界が遠かった印象です。
特にフェザー以上の中軽量級は
挑戦することすら
難しい時代でしたね。
運命が交錯する
ボクシングファンなら
誰もが覚えている
日本タイトルマッチ。
赤城武幸VS渡辺雄二の試合。
何度見ても痺れますね(●´ω`●)