ボクシング名勝負ブログ

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怪物が沈む。ローマンゴンザレスVSシーサケット。因縁の再戦。スタブハブセンターの悲劇。

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この当時の

パウンドフォーパウンド最強は

 

GGG

ゲンナディ・ゴロフキン

 

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ロマゴンこと

ローマンゴンザレスか?

 

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と言われるのが

ボクシングファンの間では

常識のような時代でした。

 

 

初戦では

1Rにシーサケットの

バッティングによって

不運なダウンを奪われたロマゴン。

 

傷もあったし。

判定自体も微妙、

むしろロマゴン勝ってたでしょ?

という意見も多く。

 

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要は

あのダウンさえなかったら

ロマゴンの判定勝ちだった。

というのがファンの間の

共通認識だったので

この再戦では

ロマゴンがきっと勝ってくれる。

 

そして、

ロマゴンがシーサケットに

リベンジしたら。

 

いよいよ。

 

怪物対決。

 

そう。

 

ロマゴンVS井上尚弥が

 

ついに観れる。

 

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そんな期待感の中、

 

ゴングが鳴りました。

 

 

僕の予想では

初戦の反省を生かして、

ロマゴンは

ヒット&アウェイ作戦

下手すると

けっこう足を使ってくるか?

と思っていたのですが。。。

 

ロマゴン、

やはり男です。

 

1Rから真っ向勝負。

 

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正直、

この1Rを見て

嫌な予感はありました。

 

 

フライ級までなら

ロマゴンがパワーで

押し切れていた場面も

スーパーフライに

上がってからは

なかなか相手が下がってくれない。

 

むしろ体格差で

しんどそうな表情のロマゴンを

見る場面も多く。

 

 

適正階級ではないのでは?

という不安材料に加えて、

 

 

そのスーパーフライ級でも

抜群のパワーと破壊力を持つ

シーサケットに

正面から打ち合うのは

今、この再戦を見直しても

ちょっと作戦ミスだったのかな?

 

 

と、思いました。

 

いや、

もちろん結果論ですから。

 

 

ロマゴンやロマゴンのチーム

への批判などではありません。

 

 

ロマゴンが

力いっぱい打っているように

見えている中、

 

スムーズに、

自然にパンチを放つ

シーサケット。

 

やはりパワーの差を感じます。

 

迎えた4R。

 

最初のダウンで

ほぼ勝負は決まりました。

 

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並みの選手なら

あのダウンで

起きれなかっただろう。

と思える強烈なパンチ。

 

そして、、、

二度目のダウン。

 

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あぁ、

ボクシングって

なんて残酷なんだろう。

 

 

その選手が

強ければ強いほど

そのマットに沈んでいく姿が

鮮烈で強烈で、

ファンの記憶に一生残る、

 

 

そんなKOシーンとなります。

 

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日本にもロマゴンの

ファンが多いせいか

この年のエキサイトマッチの

ベストマッチランキングの

ベスト10にも入らなかった

この試合。

 

ロマゴンが沈んでいく姿を

もう見たくないファンが

多かったのかな?

なんて思います。

 

カリドヤファイ戦も

楽しみですね^^

2月29日です。

 

Srisaket Sor Rungvisai vs Roman Gonzalez 2