ボクシング名勝負ブログ

読むだけでボクシングに詳しくなる!名勝負を分析。検証。さらには未来の名勝負を予想します。

イベンダーホリフィールドVSリディックボウ③いよいよ最終章、壮絶KO決着

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イベンダーホリフィールドVS

リディックボウの3戦目です。

一勝一敗で迎えた3戦目なので、

いわゆるラバーマッチです。

ホリフィールドとボウの試合は

どれも激闘なのですが、

その中でもこの3戦目は

ダウンの応酬の

激しい打ち合いとなり、

文字通り「死闘」

だったと言えます

しかもノンタイトルって

いうのも熱いんですよね(笑)

ノンタイトルなんかい!

っていうね^^

アリVSフレージャーの3戦目の

スリラインマニラにも、

勝るとも劣らない

素晴らしい試合でした。

 

6Rにホリフィールドの

左フックでボウが

ダウンしたシーンは、

テレビを観ながら

思わず立ち上がってしまった

思い出もあります。

この場面は俳優の香川照之さんも

立ち上がって、

「ホリフィールド行け!!」

と叫んでしまったという

話もありました(笑)

この試合前にホリフィールドは

心臓疾患がどうのこうの、、、

みたいな話もあり、

前回ボウに勝っているとはいえ、

年齢的な問題もあったりで、

賭け率ではホリフィールド不利の

予想だったことなどが加味されて、

このダウンシーンの衝撃は

ハンパありませんでした。

 

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ボウがあんなにキレイに

効かされて倒れたのは

最初で最後だったと思います。

ボウの身体は1戦目2戦目3戦目と、

どんどん大きくなって、

ホリフィールドの髪の毛は

どんどん薄くなって、

この3戦目では全く無い状態も

衝撃的ではありましたが

(*゚∀゚*)

最後の打ち合いで

ボウの右クロスでばったりと

倒れたホリフィールドの

死ぬときは前のめりという

かっこよさ(*´ω`*)

結局ホリフィールドが

好きということで

ホリフィールド目線に

なってしまいますが。

 

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このKO負けのあと、

ホリフィールドはタイソンに

勝つというまさかの

(((゜Д゜;)))

王座返り咲きという

シナリオが用意されているとは、

この試合を観た誰もが

予想だにしなかったと思います。

ホリフィールドVSボウは

3試合でワンセットという

意味が伝わってくれたら幸いです。

語り継がれる

名勝負だったと思います。

Evander Holyfield vs Riddick Bowe 3

イベンダーホリフィールドVSリディックボウ②OnceAgain!!に鳥肌。

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私の生涯ベスト級の試合。

イベンダーホリフィールドVS

リディックボウの2戦目です

(´∀`*)

やはり、

ホリフィールドのボクシングは

かっこいいなと

改めて思いました。

そう感じさせてくれる

ボクサーの1人です。

ジョー小泉さんも

ホリフィールドが好きって

言っていましたが、

ボクシング好きで

ホリフィード嫌いな人は

少ないと思います。

 

さて、

第一戦は激闘だったとはいえ、

内容的には完敗だった

ホリフィールドだったので、

この試合の賭け率は

ボウ有利に傾いていました。

試合開始すぐにボウは

積極的に打って出てきた。

あたりにも自信がうかがえます。

序盤はアウトボクシング気味に

足を使って、ホリフィールドは

ボクシングをしようとしていた

と思います。

というか、アウトボックスする

作戦だったんだと思います。

しかし、前回よりも

体重も重くなっていそうな

ボウの圧力に押されて

うまく捌くことができないまま、

序盤はボウ優勢に

進む形になりました。

 

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流れが変わったのは、

4Rの終了直前から

ゴングの後まで(笑)

繰り広げられた打ち合いで、

ホリフィールドらしい

鬼気迫るパンチで

流れを強引に手繰り寄せました。

(次のラウンド、ボウは少し

弱気な表情に見えます)

ホリフィールドの心臓の強さには

逆に呆れます(笑)

と、ホリフィールドには

いい流れで来たところに

 

有名なパラシュート男の

乱入がありました(((゜Д゜;)))

 

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この試合、

このパラシュート男のせいで

普段ボクシングを

見ない人達にまで

知れ渡った試合だったことを

思い出しました。

普通のニュースで

流れてましたよね^^

動画ではカットされてましたが、

20分くらいの中断があって、

水を差された感じには

なっちゃったんですが、

再開後、両者にそれほど

影響があったようには

見えなかったことが

唯一の救いでしたね。

判定の結果は2-0で、

圧倒的不利の予想を覆して、

ホリフィールドの

勝ちになりました!

マイケルバッファの

「ワンスアゲイン!」

のコールに大歓声が上がって、

ホリフィールド以上に

セコンドや身内が

歓喜している絵がすごく素敵です。

喜びを爆発させるよりも

淡々と勝利を

受け止めている姿のほうが

僕はけっこう好きで、

感動しちゃいます(●´ω`●)

 

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余談ですが、

ホームランを打った

松井秀喜選手が

無表情でベースを

駆けていく姿も好きです。

これは個人的な趣味なので、

爆発系がダメとか

じゃないんですけど、

当事者が感情的になっていないと、

周りがもっと喜べるんじゃないかな、

と思うんです。

(ホリフィールドは単純に

疲れすぎていただけ感も

ありますがw)

ホリフィールドの

魅力が詰まった試合ですので

是非ぜひ観てほしいです

(*´ω`*)

RIDDICK BOWE vs EVANDER HOLYFIELD 2

 

イベンダーホリフィールドVSリディックボウ①伝説の戦いの幕開け。ホリフィールドの男気!

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前に書いた記事で、

タイソンのライバルは

ホリフィールドではなく、

ラドックだったと思う。と

ブログに書いたのですが、

ではホリフィールドの

ライバルは誰だったかと考えると、

こちらのリディックボウだった

と思います^^

二人は3回戦って、

そのどれもが激闘でした。

今日はそんな

イベンダー”リアルディール”

ホリフィールドVS

リディック”ビッグダディ”ボウの

第一戦の

世界ヘビー級タイトルマッチです。

タイソンが統一していた

タイトルだったので、

WBA,WBC,IBFの3つの団体の

統一タイトルマッチでした^^

ちなみに、ホリフィールドは

ひとつ下のクラスの

クルーザー級でも

統一チャンピオンだったので

2階級で統一王者に

なったことになります(((゜Д゜;)))

しかもホリフィールドは

ヘビー級のチャンピオンに

4回も返り咲くという

凄すぎて逆に引くくらいの

レジェンドになるのですが、

この日までのホリフィールドは、

そこまで世間の評価が

高かった感じではありませんでした。

タイソンに勝ってタイトルを

獲ったわけではなかったことや、

元々クルーザー級だったくらいで、

ヘビー級にしては小柄だったこと、

これまでの防衛戦も

フォアマンやホームズなど、

昔のビッグネームばかりで

本当に強い挑戦者と

戦っていなかった

(と思われていた)

過小評価されまくっていたわけです。

ホリフィールドの性格を鑑みると、

相当悔しかったんじゃないかな?

と思います。

当時無敗の最強の挑戦者である

リディックボウ戦を迎えて、

接っているとはいえ、

ホリフィールド不利の予想が

立っていたと記憶しています。

 

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プライドが傷ついて、

闘争心に火がついているのも

あるんでしょうか?

ホリフィールドの

燃えるような闘志で

果敢に打ち合う姿、

ダウンを取られても諦めずに

ファイトする姿。。。

勇気がありすぎの

前に常に出続ける姿勢。

少し分けてほしいその精神力

(笑)

 

結果的にこの試合は

ボウの判定勝ちに終わるのですが

皮肉なことにホリフィールドの株は

負けてから急上昇!!

という形になりました。

「あれ?ホリフィールドって

こんなに強かったの?

(((゜Д゜;)))?」

みたいな感じだったんですかね。

そんな自分も、この試合から

ホリフィールドが好きになった

人間なので、

完全に大衆側でした(笑)

2Rの打ち合いや、

10Rのダウン寸前まで

追い込まれた後の壮絶な打ち合い、

最終回のゴングが鳴ったあとの

立ち尽くすホリフィールドの姿は

たくさんの人に勇気と

感動を与えたと思います。

 

心情的にはホリフィールド

頑張れでしたが、

この日のリディックボウは

すごく調子もよく、的確で、

左右のコンビネーションも

非常にキレてたと思います。

そもそも身体もシャープでしたね。

 

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ホリフィールドの

誤算があったとすると、

くっついた後の接近戦の打ち合いで

ボウのパンチがあれほど

インサイドから来ると

思っていなかったように思います。

大振りがほとんどなく、

内側内側に狙って打つことで、

ホリフィールドのフックより早く

ボウのパンチが的確に

ホリフィールドを捉えました。

右のアッパーも接近戦で

効果的にホリフィールドを苦しめて、

10Rのふらつかせたパンチも

このアッパーでした。

ホリフィールドだったから

判定までいきましたが、

並の選手だったら間違いなく、

KO決着だった思います。

ホリフィールドの頑張りによって、

熱い名勝負になりました。

ホリフィールドVSボウは

1.2.3戦で一つのパッケージですので

(勝手にそう思ってる)

次回は2戦目、3戦目を

レビューしていこうと思います

( ´ ▽ ` )ノ

Evander Holyfield - Riddick Bowe 1

ナジームハメドVSマルコアントニオバレラ。悪魔王子、陥落。【動画あり】

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バレラ悪魔を討伐!!

ナジームハメドVS

マルコアントニオバレラの

ビッグファイトです。

 

バレラには申し訳ありませんが、

この試合は番狂わせだったと

言わせてもらいます。

当時、バレラも人気実力共に

申し分なしの世界の

トップファイターでしたが、

無敗でスターのハメドが

バレラに勝つという予想が

圧倒的に多かったと思います。

 

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また、

ハメドはオーソドックススタイルの

選手を得意にしていたことや、

バレラがそこまでスピードのある選手

ではなかったことも、

ハメド有利の予想に

傾いた原因かもしれません。

ただ、入場時からハメドには

 

不穏な空気が

漂ってました。

(゚∀゚)

 

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いつもはリングインする時に、

トップロープに両手をかけて、

クルッと一回転して

リングに降り立つパフォーマンスも、

この日はやろうとして躊躇して、

 

結局やらず(笑)

 

こんなハメドは初めてでした。

問題の入場の動画です。

 

www.youtube.com

試合がはじまってみると

いつものハメドという感じでしたが、

1Rにいきなりバレラの

左のカウンターを浴びて

のけぞります。

この一発で、

ハメドはいつものボクシングが

できなくなった感じでした。

というか、

バレラがさせなかった。

というのが正しいかもしれません。

それにしても、

バレラの戦略、

戦術は見事でした(*´ω`*)

 

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ハメドとはこうやって戦うんだよ。

と、さすがは弁護士を

志していただけのことはあるバレラ。

超頭脳的なボクシングで

ハメドを翻弄します。

 

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ポイントでは中盤まで

ほぼイーブンでしたが、

リングジェネラルシップ、

主導権は終始バレラが握って、

試合をコントロールしていました。

離れた距離でのジャブの突き合いで、

ハメドは突き負けてしまったのも

痛かったです。

ハメドが中に飛び込むと

バレラはカウンター。

離れたらジャブ。

カウンターを打ち込めなかったら

クリンチ。

ほとんどルーティン作業のように

淡々と作業をこなすようなバレラ。

 

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途中エキサイトする

シーンもありましたが、

ずっと同じ距離を保つことに

ものすごく神経を使って、

すぐに冷静になって

頭を切り替えていたように感じます。

ここら辺にもバレラの

強さ(したたか)

をうかがい知ることができますね。

アウトボクシング、

ヒットアンドアウェイ、

などありますが、

この日のバレラは

徹底した距離の管理

という感じでした。

ハメドを研究し尽くして

臨んだことが

観ている方にも伝わってきます。

ハメドは事実上、

この試合を最後に

引退してしまいましたが、

もっとハメドの試合を

見たかったなと。

いまだに思います。

いちファンとして残念です(;_;)

バレラの素晴らしい

ボクシングが冴える

まさに名勝負でした( ´ ▽ ` )ノ

 

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Marco Antonio Barrera vs Prince Naseem Hamed

 

オスカーデラホーヤVSフェルナンドバルガス。ライバル対決!これぞ世界の中間距離。

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オスカーデラホーヤと

フェルナンドバルガスの

スーパーウェルター級

WBC,WBAの王座統一戦です。

いい試合だった

記憶はあったのですが、

見直しても、

やはりいい試合でしたね。

(●´ω`●)

名勝負は色褪せません。

バルガスはデラホーヤに対して

ライバル心があったのか、

生理的に嫌いだったのか(^_^;)

試合前から挑発行為が

すごかったと記憶してます。

戦前の予想も接っていて、

バルガスが勝つと

予想しているファンも多かったです。

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試合が始まってみると

中間距離での

レベルの高い打ち合い、

ほぼクリンチもない状態で

デラホーヤもバルガスも手数が多く、

お互いを痛めつける系の試合でした。

ポイントもほとんど

イーブンのまま、10Rを迎えます。

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残り10秒での打ち合いの

最後にデラホーヤの左フックが

バルガスの顔面を捉えます。

この一発が試合を決めました。

この一発がなければ、

判定までもつれ込んで

あるいはバルガスが

勝利していたかも?

という可能性もありますが、

ボクシングにはタラレバは

厳禁なので^^

こういう接戦をきっちりと

モノにしてしまうデラホーヤが

やはり強かった。

ということだと思います。

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試合の後日、

デラホーヤはバルガスを

食事に誘ってレストランで

待ち合わせをしたみたいですが、

レストランに着くなりバルガスは

「オレは負けてない」

とデラホーヤに対して

変わらぬ敵対心を

剥きだしだったようで

これでデラホーヤも

バルガスと仲良くすることを

諦めたという逸話がありました。

デラホーヤの

人懐っこさも素敵ですが、

バルガスの負けても迎合せずに

意地を貫く姿勢も、

それはそれでかっこいいなと

思います(*´ω`*)

チャンピオン同士の意地と

プライドが交錯した

名勝負でしたね( ´ ▽ ` )ノ

Oscar De La Hoya vs. Fernando Vargas

 

ホルヘリナレスVSケビンミッチェル。敵地で逆転KO

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ホルヘリナレスが

3階級制覇したタイトルの

初防衛戦です。

挑戦者はイギリスの

ケビンミッチェル。

ハンマー野郎です(笑)

リナレスの試合は、

リナレスが打たれ脆いという

バイアスがかかって見てしまうため、

いつもスリリングに

感じてしまいますね^^

5R、リナレスはダウンしますが、

過去のKO負けの経験が

活きているのか、

すごく冷静に

対処しているように見えました。

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一度起き上がろうとして、

やめて、からの正座!(((゜Д゜;)))

 

こいつ。

な、慣れてる。

Σ(゚д゚lll)

 

といった感じでしょうか。

敵地のリングでダウンを取られて

冷静でいられるのは

非常に難しいと。

素人の私なんかは

思ってしまうのですが、

リナレスさすがですね。

(特にイギリスの地元選手の

応援は凄まじいです( ̄▽ ̄;)

この状況下で冷静な対応。

リナレスの精神力の

タフネスには天晴れです。

この試合、逆転KOという

扱いになってしまうとは思うのですが、

各ラウンドのポイントは

別にしても、

主導権はリナレスが取り、

終始コントロールしているように

見えました。

ミッチェルとしては、

ダウン直後にもっとダメージを

与えたいとこだったと思うんですが、

ミッチェルの作戦としては、

おそらくリナレスが

踏み込んで来たときに

カウンターを合わせる。

というのが、

基本戦略だったように思えます。

ので、リナレスのダウン直後も

見てしまった感がありました。

あーでも、

手応えのあるパンチで

倒したわけではないから、

ダメージの深さを

観察したとも言えますね。

あとは、リナレスは

カウンターが得意なので、

それの警戒もあったのでしょう。

ここら辺の心理戦でも

リナレスが上回った感じです。

ダウン後に逆に

ミッチェルを追い込んで強めの

パンチを打ち込んで、

ダメージはなかった

アピールに成功しています。

ここら辺が勝負の分かれ目

だったと感じました。

最後のラウンドになった

リナレスのラッシュは、

ハンドスピードをフル回転させた

デラホーヤそっくりのラッシュでした。

リスペクトの表れか、

入場時にアゴをカチカチする

仕草もマネてますから、

相当好きなんでしょうね^^

両者の駆け引きが光る、

名勝負でした( ´ ▽ ` )ノ

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Kevin Mitchell vs Jorge Linares

 

 

 

 

 

ハグラーVSレナード。疑惑の判定??あの黄金のミドルを再検証。

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物心ついて、

初めて観たボクシングの試合が

マービンハグラーと

シュガーレイレナードの

この試合だった気がします。

この頃はWOWOWも

無かった時代ですから、

民放でやってたんでしょうね。

これが歴史的な試合とも知らずに

観ていましたが

子供だった私にも

リングの上がキラキラ見えて、

訳も分からず二人の姿に

「なんかわからんけど、

かっこいい。そして興奮する」

といった感情だけを記憶しています。

ハグラー圧倒的に有利の予想の中、

レナードが判定勝ちをしたわけですが、

スプリットデシジョンだったことや、

時間が経った後も、

ハグラーが勝っていたのでは?

みたいな話もよく耳にするので、

思い出のこの試合を

再検証してみたくなったわけです。

ただ、当時の

10ポイントマストシステムと

今日の10ポイントマストシステムに

若干の相違があるのではないか?

という疑念もありますが、

気にせず現在流の

採点方法で検証しました。

結果は、、、

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ハグラーが取ったラウンドが、

⑤⑦⑧⑩⑫

レナードが取ったラウンドが、

①②③④⑥⑨⑪

私の採点では115-113

でレナードの勝ちとなりましたが、

 

「?」マークのラウンドが

③⑧⑨だったので、

③⑧⑨をもしハグラーに

付けていたらハグラーの勝ち、

もしくは引き分け。

という結果にも転がる、

際どい判定だったことはたしかです。

しかしながら、

序盤にレナードもフルスピードで

本気でポイントを取りに行って、

その貯金を担保に後半の疲れを

アウトボクシングと

高速連打でごまかす(笑)

といった、

勝負に徹する策士ぶりも

あっぱれです^^

レナード、ハーンズ、

ハグラー、デュランと

黄金の中量級を支えた

レジェンドの中でも

レナードの勝負師ぶりは

突出しています。

基本的に勝てる勝負しか

しない感じですし、

今でいうところの

フロイドメイウェザーに

通じるところもありますよね。

どうすればハグラーに

判定勝ちできるのか?

をチームで考えて、

そして実行する。

ボクシングは

殴り合いではありますが、

頭を使うスポーツであることを

この試合も証明してくれてます。

今さらまたこのクラシックを

見直しての感想ですが、

やっぱり、

めっちゃいい試合じゃん!!!

でした(笑)

子供の頃に観て

かっこいいなぁと思えたのは、

ハグラーとレナードだったからかも

ですね(*´ω`*)

sugar Ray leonard vs marvin hagler

ララVSモンティエル。長谷川穂積の好敵手、撃沈。

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長谷川穂積の3階級制覇の

興奮も冷めやらぬで、(*´ω`*)

過去の対戦相手など振り返っていたら、

そういえば、あの

フェルナンドモンティエルは

どうしているのか?

と興味が湧き、

調べてみたら今年の4月に

ショッキングな負けを喫していました。

フェザー級になっていることもあって、

だいぶ身体が大きくなったなぁ

とか考えてる暇もない

KO決着でした( ̄▽ ̄;)

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ドネアにKOされた試合も衝撃的でしたが、

このララ戦も負けず劣らずの

衝撃度だったです。

 

一度もの凄いパンチを喰って

KO負けしたボクサーは、

その後打たれ脆くなる。

ということがありますが、

潜在意識に植え付けられるのか、

モンティエルもドネア戦での

ノックアウト負け後、

精彩を欠いている。

そんな印象です。

 

ホルヘララのパンチは

軌道が変わっているというか

おもしろい角度から、

とんでもなく強いのが飛んでくる

イメージですね(((゜Д゜;)))

これから注目しなきゃの選手です。

フランプトンとかサンタクルスとかと

絡んだらおもしろくなりそうです( ´ ▽ ` )ノ

Lara vs Montiel

 

【18禁】エドウィンロサリオVSガルサ。無情なKO劇

 

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まるで公開処刑ような試合でした。

 

ボクシングの残酷な側面を

引き立たせる為に必要な要素として、

地元で派手にノックアウトされる。

というのがありますが、

ロレトガルサがエドウィンロサリオに

KOされたこの試合もその一つです。

会場に飛び交う悲鳴と、

リングサイドで見守る家族。

地元のアナウンサーなのでしょうか、

「オ~~ガルサ~ロサーリオ!ロサーリオ」

と悲しそうに叫んでいる実況も

悲愴感を増幅しています。

ガルサはきっと地元では人気のある

チャンピオンだったんだろうなぁと

感じます。

試合は1R早々に

ロサリオの右クロスが炸裂し、

事実上これでこの試合は

終わっていたように感じます。

 

どっかで観た光景、

 

と記憶を辿ったら、

バスケスVS葛西の

1RKOを思い出しました。

 

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 あれも葛西のジャブに

バスケスが右クロスを打ち込んで

試合を決めてしまいました。

 

地元での防衛戦、

ガルサが硬くなっているのを

見逃さなかったロサリオもさすがです。

この時のロサリオはキャリアも

晩年に差し掛かっていましたが、

詰めの鋭さは全盛期を彷彿とさせる

鬼気迫るものがありました。

チャンピオンになったロサリオも

この後の防衛戦で日本の

平仲明信に1RTKOで敗れ、

その後返り咲くことなく、

34歳の若さで麻薬と酒に溺れて

亡くなってしまったみたいです

。。゚(゚´Д`゚)゚。

強かったチャンピオンの

こういう最期のニュースをみると

いちボクシングファンとして

とても悲しい気持ちになりますね。

この試合は個人的にも、

とても記憶に残る名勝負でした。

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Loreto Garza vs Edwin Rosario

フェリックストリニダードVSウィリアムジョッピー。トリニダード強し!

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この日のトリニダードは

ほんとに強いですね^^

チャンピオンの

ウィリアムジョッピーを圧倒して、

3階級制覇を達成しました。

トリニダードのベストバウト

だったと言っても

いいかもしれません。

ジョッピーは我らが日本の

竹原慎二をTKOに下して王座を獲得。

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一度は手放したものの、

返り咲きを果たしてこの試合が

6度目の防衛戦でした。

ミドル級のタイトルを

5回も防衛するって凄いことです。

 

そんなリスペクトできる男。

チャンピオンのジョッピーも

トリニダードの得意パンチ

ロングフックを1Rに

いきなり見事に

食らってしまいました。

ジョッピーほどの避ける技術が

高い選手でも距離感が違ったのか、

当然警戒していた「のに」なので、

ショックな顔してます。

 

え!?そこから届くの!?

うそー(((゜Д゜;)))

 

って思ったでしょうね(笑)

1Rのダウンシーンをよく見ると、

左フックをもらって、後退して

これだけ距離とったから

大丈夫でしょ?

のあとに飛んできた左のロングフック。

もし、もう少し時間があったら

1Rで終わっていた試合でした。

 

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ジョッピーも色々と作戦を

練ってきたと思うのですが、

この一発で全て終わってしまった

感じがしました。

相性的にもトリニダードが

得意とするタイプだったのも

不運でした(^_^;)

ロングフックといえば

リカルドロペスを思い出しましたが、

リカルドロペスの

ロングフックをもらった相手も

同じような顔をしてましたね。^^

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トリニダードはこの試合をピークに

徐々に輝きが

失われていってしまったのが

残念だったのですが、

この日のトリニダードと

カネロアルバレスやGGGの

対戦を妄想したりするのは

めっちゃ楽しいです(*゚∀゚*)

それでも、トリニダードが

不利な気はするんですが(^_^;)

ホプキンスが全盛期なら

カネロやGGGに勝ってしまうような。

ハグラーだったらどうだろう、

こんな妄想もボクシングの

楽しみ方の一つですね。

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Felix Trinidad vs William Joppy

 

 

ポンサクレックVSソニーボーイ。さよなら、ポンサクレック

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※(試合は23分くらいから始まります)

名チャンピオンの陥落は

ただでさえショッキングなのに、

その負け方が凄惨なものだと

脳裏に焼きついて離れないことも

しばしばあります。

タイソンがダグラスに、

辰吉がウィラポンに、

具志堅がフローレスに、

最近だと内山がコラレスに、

バレラがジョーンズに

(急にマニアック(笑))

枚挙にいとまがありません( ̄▽ ̄;)

 

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この試合もまさに!!

そんなトラウマ陥落劇でした。

アップセットオブザイヤーにも

選ばれたみたいですね^^

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それもそのはず、

 

チャンピオンの

ポンサクレックウォンジョンカムは

お馴染みの絶対王者でしたが、

挑戦者のソニーボーイハロは

パンチはあるものの勝ったり負けたりで、

ハロがポンサクレック

勝つことになろうとは

ほとんど誰も

予想していなかったですよね。

この試合でポンサクレック

敗れるまでの伏線といいますか、

フラグが立ちまくっているのも

この試合の特徴です。

 

まずは1ラウンド早々に

ポンサクレックがスリップ。

これをダウンと判定される。

ポンサクレックは明らかに不満顔。

 

そして、そのスリップした場所の

近くで何回か足を取られ、

ポンサクレックは足に力を

入れれなくなっているようで、

下半身が安定しない。

 

ポンサクレックに焦りも見え始める。

 

そこまで低くもないハロのローブロー

ポンサクレックがレフェリーに

必死にアピール。

 

生理的なものなのか、

ポンサクレックはハロに対して

終始イライラしているように見える。

顔が嫌いなのでしょうか?w

 

試合を画面から見ただけの

印象なのですが、

ポンサクレックは最初から

冷静さを欠いているように見えました。

また、ハロがしたたかに感じたのは

ローブローの注意を受けたときに

平謝りをするんですが、

実は全然反省してない感じで(笑)

腰が低いんだけど、

ポンサクレックに対して

リスペクトがない(笑)

ゼロ(゚∀゚)

なにしろ最後は嬉しそうに

メッタ打ちにしてます(;'∀')

 

あえて仕事で例えるなら、

従順だと思っていた後輩が

どんどん営業成績を伸ばして、

先輩風ふかして指導していた

3ヶ月前からの自分がすごく気まずい

(゚Д゚;)

みたいな。。。

わかります?この感覚。

 

この試合は。

そう、、、気まずい系

ノックアウトだったんですよ(((゜Д゜;)))

 

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リングに沈んでいく

ポンサクレックを見て、

また一つの時代が終わったな

と思いました。

ボクサーは相手ではなく自分との戦い

なんて話を聞きますが、

これほどのチャンピオンでも

自制心をなくすと相手が格下でも

あっさり負けてしまうのだな、、、と、

この言葉に重みを感じさせられます。

Sonny Boy Jaro vs Pongsaklek Wonjongkam

 

 

エロイロハスVSウィフレドバスケス。バスケス3階級制覇!

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「あーあったあったこの試合」

と懐かしく思い出した名勝負です。

WBAフェザー級タイトルマッチ。

チャンピオンのエロイロハスに

ウィフレドバスケスが

3階級制覇をかけて挑戦しました。

両選手共日本では

お馴染みといいますか、

ロハスは、

淺川誠二や平仲信敏を退け、

バスケスは横田広明や葛西裕一、

(ロハス戦の後の防衛戦で

渡辺雄二も退ける)

二人の強さは日本のリングで

嫌ってほど思い知らされてました

(笑)

そんな両者の対戦ということで、

この試合は日本のファンの間でも

注目度が高かったです^^

年齢のことや体格のこともあり、

戦前の予想ではロハスが

有利だったと思います。

過小評価されていたと

感じる名選手で思い出すのは、

ダニエルサラゴサ、

マヌエルメディナ、

レオガメス、

そして、このウィフレドバスケス。

などなど思いつくのですが、

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過小評価されていたから、

防衛戦の相手に頻繁に選ばれたり、

チャンピオンになったあとも

「こいつなら勝てる」

的に思われ、

挑戦希望者があとを絶たない(笑)

過小評価されていたからこそ、

2階級3階級制覇だったり、

何回も王座へ返り咲くことが

あったんだと思います。

当然みんな実力があって

強いんですけど、

なぜか実力を

低く見積もられていた感は

否めません。

パッと見は弱そうって

ことですかね(*゚∀゚*)

レオガメスは

タクシーの運ちゃんにしか

見えないですし(笑)

エロイロハスも、

この試合がラスベガスデビュー

だったこともあり、

体格差のあるバスケスを

パワーで押し切って、

いい勝ち方を見せようと

欲が出てしまった試合に感じます。

唯一7ラウンドにみせた

アウトボクシングを

もし1ラウンド目から

一貫していたら

結果は違ったかもしれません。

ただ、この日のバスケスは

めちゃ強いバスケスでした。

バスケスは試合によって

ムラがあるタイプだったので

こういう表現になります(^_^;)

いわゆるレノックスルイスの

スタイルです。

(わかる人だけわかって下さい。)

特に最後のコンビネーションの

詰めの厳しさ(((゜Д゜;)))

マットに沈むとはこのことだ。

という衝撃のKOシーンになりました。

調子が良い時のバスケスは、

ほんとに手がつけられない

選手でしたね^^

Eloy Rojas vs Wilfredo Vazquez

 

ジェームストニーVSアイランバークレー。神業、そして顔面崩壊。

www.youtube.com

ジェームストニーは

めっちゃ大好きなボクサーでした。

''ライツアウト"という

リングネームもかっこいいし。

 

この試合の頃のトニーはまさに

全盛期真っ最中なので

一段と凄みがハンパないです。

あまり動かないけど、

動く時は鋭く速い。

クロスレンジのアッパーなどは

まさに神業。

接近してもパンチをもらわない。

攻守のメリハリが

はっきりしてはいるものの、

不思議と攻防のバランスも

整っていて、

分離感はありません。

ミドル級時代に

マイケルナンからタイトルを

奪った試合では、

(ナンがアウトボクシング

だったこともありますが、)

トニーはまだギクシャクした

動きというか、どこか

ぎこちなさを感じさせる

ボクサーだったのですが、

ミドル級でタイトルを

防衛していく過程で

一流のボクサーへと

変貌していったのも

リアルタイムで観ていて

本当に驚かされました。

化けるとは、

このことだ。的な。

そういう過程も含めて私は

トニーのファンになったの

かもしれません。

チャンピオンの

アイランバークレーは

あのトーマスハーンズに

2度黒星をつけたベテランで、

このスーパーミドルのタイトルも

ハーンズから奪ったタイトルでした。

パンチがあって、

野生身あふれるファイトスタイルで

まさに野獣。

しかし、

この日はサンドバッグ状態に

なってしまってます(^_^;)

 

バークレーもとても強い選手

だったのですが、

相手が悪かったです。

 

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ラウンドが重なるごとに

バークレーの顔面は崩壊していきます。

両コーナーの温度差も

すごいことになってます(笑)

トニーがそもそも物静かな

選手というのもありますが

とても静かな青コーナーに対し、

赤コーナーはお祭り騒ぎの

インターバルです(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

離れても左の差し合いで勝てない。

接近してもインサイドからの

パンチで打たれる。

自分のパンチは当たらない。

バークレーがどんどん

追い詰められていく姿は

刑事コロンボに

追い詰められていく

犯人さながらです(笑)

 

この日のトニーの

ボクシングスキルは観る人全てを

魅了してしまうのでは

ないでしょうか。

ジェームストニーの試合は

ボクシングが芸術的な面も

持ち合わせていることを

改めて思い出させてくれると

思います( ´ ▽ ` )ノ

James Toney vs Iran Barkley

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レオガメスVSピチットチョーシリワット。逆転KO

www.youtube.com

私の大好きだった

レオガメスの試合です。

この試合はガメスが

八尋史朗にTKO勝ちして獲得した、

WBAライトフライ級タイトルの

3度目の防衛戦で、

挑戦者はタイの

ピチットチョーシリワットです。

ピチットはこの時まだ18歳で

8戦目だったみたいですね

(((゜Д゜;)))

年齢も驚きですが、

ボクシングスタイルが

ほぼ完成されているとこが

なにより凄いです。

フットワーク、

速いコンビネーションで

ガメスに何もさせないまま

ラウンドが進みます。

敵地でここまで一方的な展開だと

焦って空回りしてしまいそうな

とこですが、

ガメスは冷静にチャンスを

伺っていたのかもしれません。

ガメスが長く世界のトップ戦線で

活躍できたのは、

まずは勝負師としての勘が鋭く、

いつどこで勝負するかを

ハッキリさせていたことだと

思います。

そして、いつの間にか

自分のペースに持っていく。

自分の距離で戦うことが

できるところも

強みだったと思います。

感情的にならずに

劣勢であっても冷静に試合を

進める姿はキャリア晩年になっても

変わらなかった印象があります。

素晴らしい逆転KOでした。

Leo Gamez - Pichit Chor Siriwat

ピチットはこの試合の数年後、

日本の山口圭司から

タイトルを奪っていきました。

その試合もどーぞ^^

↓↓↓

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Pichit Chor Siriwat vs. Keiji Yamaguchi

マニーパッキャオVSリッキーハットン。壮絶ノックアウト。ハットンさん撃ち落とされる。

www.youtube.com

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パッキャオのベストバウトはこ

の試合だったかなと(●´ω`●)

振り返って感じます。

2016年9月現在で、

現役復帰することになった

パッキャオなので、

まだわからないのですが(^_^;)

この試合の衝撃を上回ることは

難しいかもしれません。

チャンピオンのハットンは、

メイウェザーに敗れたとはいえ、

当時スーパーライト級では

ほぼ無敵で、頑丈な身体にパワー、

ファットンとニックネームが

つくほど大きく膨張したりで

(笑)

下の階級から上がってきた

パッキャオに

体力勝ちしてしまうのでは?

という予想も多かったです。

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パッキャオは前の試合で

デラホーヤをストップして

勝利したことで

自信を深めていたことも

あったでしょうが、

絶頂期でもありました。

体力、気力共に

充実したとてもいい表情です。

それにしても、

あのハットンを相手に

ここまで一方的に

KOしてしまうとは

予想できませんでした。

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最後のパンチの衝撃は

交通事故の瞬間を

捉えたような映像です。

レフェリーも躊躇なく

試合終了しています。

ノックアウトオブザイヤーにも

輝いた試合だったみたいですね

(´∀`*)

余談ですが、

この前のWOWOWで

エキサイトマッチを見ていたら、

ある試合で

セコンドにハットンが付いていて、

かなりファットンに

なっておりました( ̄▽ ̄;)

Pacquiao vs Hatton