小林光二。王座奪取と壮絶な陥落。
1984年の世界タイトルマッチなので、
ずいぶんと昔の試合です。
小林光二は
チャンピオンになってから
在位期間がなんと、
3ヶ月くらいの
短命チャンピオンでした。
短命だったせいもあり、
歴代の日本人
世界チャンピオンの中でも
少々存在感が薄い
印象がありますが、
小林の2度の世界戦は、
すごく興奮します。
セデニョに浴びせた左ストレート、
ダウンを取ってからの詰め。
もし防衛を伸ばせていたら、
人気あるチャンピオン
になってたんだと思います。
80年代のイケメンって
感じもしますしね^^
Koji Kobayashi KO2 Frank Cedeno
んで、こちらが陥落した初防衛戦です。
ガブリエルベルナル
というメキシコの挑戦者で、
当時の1位ですので、
指名挑戦だったんですかね。
ちなみにベルナルは、
チャンピオンになった後の
防衛戦で、
タイのソットチタラダに
敗れて陥落しています。
「あのチタラダの時代なのね」
と、なんとなく背景も
浮かび上がってきますね(*゚∀゚*)
ソットチタラダは
長期政権を築きますが、
同じタイの
ムアンチャイキティカセムに
KOされてタイトルを失います。
そのムアンチャイも
長く防衛しましたが、
(当時はユーリ海老原)
にKOされてタイトルを失い、
その後勇利は防衛を重ねましたが、
またタイの
チャッチャイダッチボーイジムに
判定で敗れて引退します。
そのチャッチャイから
タイトルを奪ったのが
あの
マニーパッキャオです。
と完全に話脱線しましたが、
チャンピオンの推移を
紐解いていくのが
ボクシング好きには
たまらないわけです(笑)
そのチャッチャイと
パッキャオの試合はこれ。
話を小林光二に戻します。
最後のKOシーンは強烈でした。
マットに沈むとはこのことだ。
という感じです。
昔、何かのボクシング雑誌
に書いてありましたが、
この試合が原因なのか、
小林選手はパンチアイに
なってしまった。
と書かれていた記憶があります。
(真偽のほどは
定かではありませんが)
2回KOでチャンピオンになり、
2回KOで陥落。
とても印象に残る試合と
思いますので
ぜひ見てみてください( ´ ▽ ` )ノ