徳山昌守VSキリロフ。ハイレベルすぎる技術戦
2004年当時の最高峰の戦い
やっぱり徳山の
ボクシングは
いい!!(=゚ω゚)ノ
はい。ということで
これを書いている現在、2019年。
今から15年近く前の2004年
当時のSフライ級チャンピオン
徳山昌守の8度目の防衛戦です。
徳山の試合の中でも、
このキリロフ戦は
ベストバウトの一つですし、
個人的には一番好きくらいの勢いです。
川嶋との第三戦も捨てがたいw
だいぶ昔の試合ですし、
当時はレベルが高く感じたけど
今見るとそんなことないかな?
と、確認したくなったこともあり。
今回はこの試合をチョイスしました。
いやいや、今見ても。なお。
レベル高い。
高すぎる。(;゚Д゚)
今の日本人ボクサーや
ジムのトレーナーさん達にも
ぜひ見てほしいくらい
徳山のアウトボクシングは
教科書になりえます(*´▽`*)
ロマチェンコやクロフォードを
真似したくなる気はわかりますが
彼らは天性の才能、センスが
飛びぬけすぎてて笑
残念ながら
正直、参考にならないと思います。
日本人選手が真似をするなら
断然、徳山のスタイルを
私は推したいです(●´ω`●)
徳山選手のすごさは
スピードもパンチ力も
パッとみた感じは「そこそこ」
に見えるのに。
相手のパンチはもらわず
自分のパンチを当てて
距離を支配して。
相手の良さを全く出させず
ゆっくりと雰囲気を作り
フルラウンド、
自分のペースで戦う。
これがいつもできちゃう。
この日のキリロフ選手は
解説陣の鬼塚氏や星野氏も
指摘しているように
強くて巧い挑戦者でした。
ロシアの選手ならではの
アマチュアのテクニックを駆使した
基礎に裏打ちされたタイプ。
並の選手なら
普通にやられちゃう相手。
なのに。
そのキリロフに何もさせないんだから
驚いちゃいます。
途中、徳山が試合前
最初にチャンピオンになった時にも
うどんを食べたから
今回も縁起をかついでうどんを食べた。
という話のくだりがありました。
ボクシング、うどんとくれば(≧▽≦)
マンモス西です。
ド定番。(●´ω`●)
鬼塚氏が、
うどんにまでこだわるからこそ
こういう素晴らしいボクシングができる
と、勝負論を語る場面もありました。
こういう解説の部分、
実に興味深いです(●´ω`●)
試合の方は終始緊張感が漂う中進み。
11R。12Rは
特に勝負どころとなりました。
ボクシングのおもしろさを
具現化したような攻防が見られます。
もし徳山が現役バリバリだったら
今のスーパーフライ級の
チャンピオン達。(*´▽`*)
アンカハス。
シーサケットや
ロマゴン。
このトップ選手たちとも
十分に互角以上に
渡り合ってくれると思われます。
徳山VSキリロフ。
玄人好みの試合ではありますが
ボクシングファンなら
見逃せない試合ですので
ぜひぜひご覧ください。(*´▽`*)
フェイントの掛け合いや
間合いの取り合い。
パンチを出していない時間こそが
垂涎ものです(●´ω`●)
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
徳山昌守 vs ディミトリー・キリロフ(WBC世界スーパー・フライ級タイトルマッチ)