ボクシング名勝負ブログ

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徳山昌守VSキリロフ。ハイレベルすぎる技術戦 

 

2004年当時の最高峰の戦い

 

www.youtube.com

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 やっぱり徳山の

ボクシングは

いい!!(=゚ω゚)ノ

 

はい。ということで

これを書いている現在、2019年。

今から15年近く前の2004年

当時のSフライ級チャンピオン

徳山昌守の8度目の防衛戦です。

徳山の試合の中でも、

このキリロフ戦は

ベストバウトの一つですし、

個人的には一番好きくらいの勢いです。

 

川嶋との第三戦も捨てがたいw

 

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だいぶ昔の試合ですし、

当時はレベルが高く感じたけど

今見るとそんなことないかな?

と、確認したくなったこともあり。

今回はこの試合をチョイスしました。

 

いやいや、今見ても。なお。

 

レベル高い。

高すぎる。(;゚Д゚)

 

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今の日本人ボクサーや

ジムのトレーナーさん達にも

ぜひ見てほしいくらい

徳山のアウトボクシング

教科書になりえます(*´▽`*)

ロマチェンコやクロフォードを

真似したくなる気はわかりますが

彼らは天性の才能、センスが

飛びぬけすぎてて笑

残念ながら

正直、参考にならないと思います。

日本人選手が真似をするなら

断然、徳山のスタイルを

私は推したいです(●´ω`●)

徳山選手のすごさは

スピードもパンチ力も

パッとみた感じは「そこそこ」

に見えるのに。

相手のパンチはもらわず

自分のパンチを当てて

距離を支配して。

相手の良さを全く出させず

ゆっくりと雰囲気を作り

フルラウンド、

自分のペースで戦う。

これがいつもできちゃう。

この日のキリロフ選手は

解説陣の鬼塚氏や星野氏も

指摘しているように

強くて巧い挑戦者でした。

ロシアの選手ならではの

マチュアのテクニックを駆使した

基礎に裏打ちされたタイプ。

並の選手なら

普通にやられちゃう相手。

 

なのに。

そのキリロフに何もさせないんだから

驚いちゃいます。

途中、徳山が試合前

最初にチャンピオンになった時にも

うどんを食べたから

今回も縁起をかついでうどんを食べた。

という話のくだりがありました。

ボクシング、うどんとくれば(≧▽≦)

 

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マンモス西です。

 

ド定番。(●´ω`●)

 

鬼塚氏が、

うどんにまでこだわるからこそ

こういう素晴らしいボクシングができる

と、勝負論を語る場面もありました。

こういう解説の部分、

実に興味深いです(●´ω`●)

 

試合の方は終始緊張感が漂う中進み。
 

11R。12Rは

特に勝負どころとなりました。

ボクシングのおもしろさを

具現化したような攻防が見られます。

 

もし徳山が現役バリバリだったら

今のスーパーフライ級の

チャンピオン達。(*´▽`*)

 

エストラーダ

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アンカハス。

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シーサケットや

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ロマゴン。

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このトップ選手たちとも

十分に互角以上に

渡り合ってくれると思われます。

 

徳山VSキリロフ。

 

玄人好みの試合ではありますが

ボクシングファンなら

見逃せない試合ですので

ぜひぜひご覧ください。(*´▽`*)

 

フェイントの掛け合いや

間合いの取り合い。

パンチを出していない時間こそが

垂涎ものです(●´ω`●)

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございます。

 

徳山昌守 vs ディミトリー・キリロフ(WBC世界スーパー・フライ級タイトルマッチ)