ロマチェンコVSニコラスウォータース。これが噂のロマチェンコ勝ち。
プロ入り初のロマチェンコ勝ち
2019年5月現在、
パウンドフォーパウンド最強と
言われているのが
こちらのワシルロマチェンコです
(●´ω`●)
今では泣く子も黙る
ロマチェンコさんですが、
この試合が行われた、
2016年当時は、リングマガジンの
パウンドフォーパウンドランキングでも
6位とか7位とか。
もちろんランク入りするだけでも
凄いことですが笑
それでも今のロマチェンコを
知っていると、まだまだ当時は
評価が固まっていない時期だった。
と言えると思います。
挑戦者はニコラスウォータース。
え?誰すか?(;゚Д゚)
という方のために。
www.xn--pckcu0mrev87t1zbp37q.com
そう。一つ下の階級、
フェザー級の元チャンピオンで
あのノニトドネアに
初めてKO勝ちした
ニコラスウォータースです。
保持していた、
フェザー級のベルトは
自身の体重超過により
タイトルを剥奪され、
ロマチェンコへの挑戦は
2階級制覇への挑戦でもありました。
ウォータースはこのロマチェンコ戦の
ひとつ前の試合で、
格下の選手相手に引き分けてしまい
(ほぼウォータースの勝ち)
やや評価を下げてはいたものの、
この時は無敗でしたし。
この時点でのウォータースに
対する僕個人の評価は、
すごく高かったんです。
もっと言えば、
今後のボクシング界を
リードしていくような選手。
そんな位置づけで考えてました。
クロフォードとかと
同格扱いですよ笑
今だと
何言ってんの?(*゚∀゚*)感が
バリバリあると思うんですが、
この日までのウォータースは
一目置かれる存在だったことは
間違いなかったと。
ここに記載しておきます。
そんな状況もあり、
正直、僕は
どっちが勝つか
わからない。
と思っていたくらい
興味が持てるマッチメイクでした。
プロモーターのボブアラムも
悪い顔してます。
しかし、いざ試合が始まってみると。
(゚∀゚)
(+o+)
とまぁ、
見事にロマチェンコの一人舞台。
リングを華麗に舞います。
ロマチェンコが速すぎて
ウォータースの背後に回って
パンチを繰り出したり。
ほんとにダンスしてる?
と思えるほどの余裕。
ロマチェンコは実際にダンスを
習っていたらしいですがw
あの強いニコラスウォータースが、
何もできねー。。。
と僕は試合を見ながら
唖然としておりました(;゚Д゚)
ラウンドを重ねるごとに
ウォータースの戦意は喪失。
8回のゴングには
応じませんでした。
エキサイトマッチの中で
解説のジョーさんが
ウォータースの棄権を見て
”ここでやめるのはダメでしょ”
と戒めていて、
僕もこの時はジョーさんの意見が
もっともだと思ってました。
が、
今にして思うと
なんのことはない。ただの
ロマチェンコ勝ち
やん(*´▽`*)
で済む話っていうねwww
※ロマチェンコ勝ちとは、
WOWOWエキサイトマッチの
中で、解説のジョー小泉さんが
命名しました。
試合の途中でロマチェンコの
対戦相手がことごとく棄権に
追い込まれることが
多発したことにより生まれた
見事すぎるネーミングです。
このウォータース戦を含めて
4試合連続。
世界戦で。
ロマチェンコは対戦相手を
棄権させます。
僕も30年くらいボクシングを
見ておりますが。
こんなことができるボクサーは
見たことありません。
まさに現代ボクシングの
最高傑作。
ギブアップ直前の
ウォータースの表情。
もう家に帰りたい。
誰もウォータースを責めれません。
相手が悪すぎました。
ロマチェンコの評価を
グーーーーーんっと跳ね上げた
出世試合。
ニコラスウォータースを
事実上の引退にまで追い込んだ一戦。
まだ見たことない方は
ぜひともご覧ください。
ボクシングの常識を
ロマチェンコが変えていく瞬間です。
(●´ω`●)
余談ですが、
最近WOWOWのエキサイトマッチに
ジョー小泉さんが帰ってきました。
めちゃくちゃ嬉しいです。
やはりエキサイトマッチは
ジョーさんがいないとです!
(●´ω`●)
Vasyl "Hi-Tech“ Lomachenko vs Nicholas Walters