ジェームストニーはめっちゃ大好きなボクサーでした^^
この試合はまさに全盛時代なので凄みがハンパないです。
あまり動かないけど、動く時はめっちゃ速い。
クロスレンジのアッパーは神業。接近してもパンチをもらわない。
攻守のメリハリがはっきりしてはいるものの、クレバーな策略家でしたね(*´ω`*)
ミドル級時代にマイケルナンからタイトルを奪った試合では、
(ナンがアウトボクシングだったこともありますが、)
まだギクシャクした動きというか、ぎこちないボクサーだったのが、
ミドル級でタイトルを防衛していく過程で一流のボクサーへと変貌していったのも
トニーを好きになった要因かもしれません。
チャンピオンのアイランバークレーはあのトーマスハーンズに2度黒星をつけた
ベテランで、このスーパーミドルのタイトルもハーンズから奪ったタイトルでした。
パンチがあって、野生身あふれるファイトスタイルでまさに野獣。
この日はただのサンドバッグになってしまってますが(^_^;)
バークレーもとても強い選手だったことはここに記すまでもありません。
ラウンドが重なるごとにバークレーの顔面は崩壊していきます。
両コーナーの温度差もすごいことになってます(笑)
トニーがそもそも物静かな選手というのもありますがとても静かな青コーナーに対し、
赤コーナーはお祭り騒ぎのインターバルです^^
離れても左の差し合いで勝てない、接近してもインサイドからのパンチで打たれる。
自分のパンチは当たらない。バークレーがどんどん追い詰められていく姿は
刑事コロンボに追い詰められていく犯人さながらです(笑)
この日のトニーのボクシングスキルは観る人全てを
魅了してしまうのではないでしょうか。
ジェームストニーの試合はボクシングが芸術的な面も持ち合わせていることを
改めて思い出させてくれると思います( ´ ▽ ` )ノ