ボクシング名勝負ブログ

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吉野弘幸VS佐藤仁徳。吉野の矜持。解説の沼田さんも大興奮の結末(笑)

 

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クラシックな日本タイトルマッチです。

日本ウエルター級チャンピオンの吉野弘幸、

挑戦者は同級1位佐藤仁徳。

当時絶対王者として君臨して、

この試合が11度目の防衛戦の吉野。

 

対する佐藤はデビューから11連勝、

11連続KO勝ちの最強の挑戦者。

吉野はこの試合の一つ前に

日本スーパーウエルター級のチャンピオン

上山仁と対戦し、

 

死闘の末、

7RTKOで敗れていたこともあり

佐藤が有利なのでは?

という声も多かったと記憶しております^^

 

ちなみに、

吉野VS上山戦は後楽園ホールに観戦に行きました。

その時初めて後楽園ホールに行ったのですが、

「吉野コール」の凄さは

今でも耳に残っています。

日本では辰吉丈一郎の応援がすごすぎて(笑)

あのアメリカの名レフェリーだった

リチャードスティールが、

「世界中で強く人気のあるチャンピオンや

ボクサーをたくさん見てきたが、

 あれほど若者を熱狂させられる

ボクサーは辰吉だけだと思う」

 

と言っていたみたいですが、

リチャード、ちょっと待ってくれ。

吉野の応援もかなり熱狂的だったぞ。と、

言いたくなるほど

当時の後楽園ホールでの

吉野弘幸の人気は凄かったですね。

はい。(*´ω`*)

試合のほうは経験値で勝る吉野のKO勝ちでした。

たしかに世界レベルの試合と比べると

技術的な部分では劣っているかもしれませんが、

心が熱くなるような白熱した打ち合い、

最後の最後まで結末が見えない緊張感。

吉野VS佐藤、間違いなく名勝負でした( ´ ▽ ` )ノ