君は覚えているか!?石井広三というボクサーを。そして、あしたのジョーの話。
日本人選手が負けたのに、
その年の年間最高試合に輝いた、
石井広三のベストバウトとも言える
チャンピオンの
ネストールガルサ(メキシコの虎)
に挑戦した試合です。
今でもボクシングファンの間では
語り草になっている試合。
高橋ナオトVSマーク堀越と並ぶ
まさに名勝負、死闘でした。
石井広三は無冠の帝王という
ニックネームが似合いすぎる男。
無冠の帝王
と来れば
村田英次郎
カーロスリベラ
そして、
この石井広三と。
三大帝王はこいつらで間違いなし。
と、
ボクシングファンの中では
もはや常識となっております。
(∩´∀`)∩
へいへーい
試合の方は、
見ているこちらがドランカーに
なりそうな壮絶な打ち合いが
初回から展開されます。
私もこの試合を見るまでは
石井広三選手の試合を見たことがなく、
こんな凄いボクサーが日本にいたのか。
と、驚愕したものです。深夜に。
ん?深夜?
そうなんです!
この年間最高試合にも選出された
ガルサ石井戦は、
名古屋での試合だったこともあり
生中継はなしという、
残念すぎる放送だったんです。
地方での世界戦や
海外(敵地)での世界戦。
日本でもタイトル奪取の期待が
薄いと判断された世界戦などは
生放送が無く深夜枠での放送だったり、
下手すると放送自体なかったり。
でも、そんな時に限って
名勝負だったり、
日本人選手が勝利して
チャンピオンになったり笑
しかも、一回二回ではありません。
思い出せるだけでも、
畑中VSデシマ。
平仲VSロサリオ。
竹原VSカストロ。
www.xn--pckcu0mrev87t1zbp37q.com
この間の木村VS田中戦はライブでしたが、
微妙にお昼時にひっそり放送とか。
あやうく見逃すとこだったぜ!!
みたいなことがたびたび起こります。
いつものように
話が横すべりしたのでwww
話を試合に戻しますが
勝ったガルサもこの試合で
深いダメージを負ったせいか、
ガルサは次の防衛戦で
あっさりと陥落。
その後は勝ったり負けたりで
この日の輝きを取り戻すことなく
引退しました。
という話を聞くと思い出してしまう
あの試合。(●´ω`●)
そう、
矢吹丈VS
カーロスリベラです。
矢吹と激しくフルラウンドに渡り
打ち合った為に
カーロスはホセメンドーサに挑戦するも
1Rノックアウトで敗れてしまいます。
この話をすると、
いやいや、あれはホセの
コークスクリューパンチで
カーロスは脳障害を起こしたんだ。
だから矢吹との試合は関係ないよと。
そういう意見が飛んできます。
たしかに。
そのやり取りはアニメの中でも
取り上げられてます。
段平のおっつあんが
「だからオメェの
せいじゃなかったんだよジョー」
と、自分がカーロスを壊してしまったと
罪悪感を持っている矢吹を慰めるシーン
がたしかにあります。
が、しかし!!!
ホセVSカーロスの試合を
思い出してください。
カーロスはホセのパンチを
もらう前から明らかにおかしいんです。
パンチも大振りで
スピードもなく。
最初から余裕もない。
もっと言えばあの空港で
飛行機に乗り込む階段から
足を滑らせて転ぶとか。
色々な要素を鑑みると、
やはりカーロスは
矢吹丈に
壊されていた。
と見る方が自然です。
矢吹には申し訳ないですが。
ガルサのマネージャーも、
ガルサの王座陥落時に
ガルサはすでに石井に壊されていた。
とインタビューで語っていました。
なのでこの試合、
矢吹VSカーロスを思い出てしまう
”何か”があります。
私だけの気もしますが笑
試合結果とか
全然違いますしね(゚∀゚)
石井広三のボクシングは
見る人の心を掴みます。
それは、リスクを恐れずに
果敢に攻める姿勢とハートの強さ。
見ていて、ハラハラドキドキ。
やっぱ応援したくなっちゃいますよね。
石井は辰吉に憧れて、
ボクシングを始めたみたいですが、
なるほど納得。
辰吉のボクシングと似ています。
ガードの甘さまで似ています。
辰吉も石井も矢吹もこの危うさが
あったからこそファンも全力で
応援したくなるんですよね。
(●´ω`●)
石井広三はこの後二度に渡って
世界タイトルに挑戦しますが、
どちらも石井らしい
壮絶なKO負けでした。
オルテガ戦
そして、ラリオス戦
www.youtube.comラリオス戦の石井は、
もう戦える状態ではなかった。。。
ように感じます(´;ω;`)ウゥゥ
石井選手、
我々ボクシングファンは
ずっとあなたのファイトを忘れません。
どうぞ安らかに。RIP。
久しぶりに石井広三の
試合見ましたけど。
試合結果知ってるのに、
声張り上げて応援しちゃいました
щ(゚Д゚щ)いけおらぁ!!!
皆さんもぜひ応援しましょう。