ノニトドネアVSダルチニアン①。この試合でドネアは一躍スーパースターに。大番狂わせのKO勝ち。
2007年度のリングマガジンの
ノックアウトとアップセットの
両部門でオブザイヤーに輝いた
ノニトドネアの出世試合です。
当時のビックダルチニアンは
実力、評価共に高く
まだ無名だったドネアが勝つとは
誰も予想していなかったですが
スターはある夜に
突如センセーショナルに現れる、
劇的な戴冠劇の例に
ドネアも漏れることなく、
この試合をきっかけに
スターダムに踊り出ました。
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ドネアのニックネームは
フィリピーノフラッシュですが、
(フィリピンの閃光)
言い得て妙なニックネームですね
(*´ω`*)
最後のカウンターは、
”バチン”という音と共に
ダルチニアンをリングに沈めました。
BANG!!!
ライフルで頭を打ち抜かれたような
衝撃音で、ダルチニアンが
倒れた瞬間に、ダルチニアンの
セコンドがリングに駆け上がろうと
しています。
もう立てないことが
当たった瞬間にわかってしまうほどの
強烈なパンチでした。
フィリピンと言えば
マニーパッキャオですが、
パッキャオもマルコアントニオバレラに
センセーショナルなTKO勝利で
スター街道を歩んだプロセスが
ドネアと被るものがあります。
最近のドネアは精彩を欠く試合が
多いと感じてしまうのも、
こういった強烈なKOシーンが
脳裏に焼きついて、
期待値が上がってしまうから
かもしれません。
あの時、長谷川穂積が
モンティエルに勝っていれば、
そしてドネアが
マグダレノに勝っていたら
両者の対戦が実現したかもと
思うと残念ですね(´;ω;`)