倒し屋VS倒し屋。ジュリアンジャクソンVSジェラルドマクラレン①壮絶なKO決着。
ジャクソンかわいい(*´`)
マクラレンさまぁ~(*´`)
この日メインはタイソンでしたっけ?
この好カードで客席が
ガラガラはほんとありえない(笑)
WBCミドル級チャンピオンの
ジュリアンジャクソンに、
ジェラルドマクラレンが
挑戦した試合です。
ジャクソンもマクラレンも
共に倒し屋の異名を
欲しいままにしていた
二人だったので、
試合前からジャッジは
いらないんじゃ?
という声も聞こえてきそうな
試合でした。
ジャクソンは対戦相手を
いつも失神させてますし(笑)
マクラレンはほとんどが
初回KOっていう
タイソンみたいな選手で。
改めて試合を
見直したわけなんですが、、、
エロ動画でもみながら、
試合も見てみようと
「ながら」観戦を
決め込もうと思ったんですが、
初回から緊張感と緊迫感のある
パンチの交換で、
速攻で、エロ動画を
見てる場合じゃなくなりました
(((゜Д゜;)))
矢吹丈が金龍飛戦の
インターバル中の青コーナーで、
白木葉子の
「もうやめなさい」という助言に対して
「女はすっこんでろ!」
と水を上から浴びせるという
大好きな場面を思い出し、
このずっしりと身が詰まった
ミカンを握りつぶしながら、
バンタムへのこだわりを
語る矢吹はまさに神。
私も矢吹に影響を受けて、
やらなくてもいい減量を
したことがありました。
「ほんとバカなんだから」
と母に言われましたね( ̄▽ ̄)
好きなのよ矢吹くんあなたが!
(これはホセ戦直前)
ということを踏まえまして、
動画内の女に言ってやりましたよ。
「女はすっこんでろ!」
とね。
ジャクソンもマクラレンも
パンチャーですが、
少し質が違う感じです。
ジャクソンはドスンドスンと
重たそうなパンチに対して、
マクラレンのパンチは
カミソリのようにソリッドで
キレのあるパンチといった印象です。
お互いの凶器が中間距離で
ビュンビュン飛び交う
銃撃戦のような打撃戦ですね!
興奮します。
(そっちの意味ではなくて)
互いのパンチが届く距離が
ほぼ同じということもあって、
二人とも効いてる場面が
たびたびありました。
KOにつながった5Rの
ローブローで休憩空けからの
マクラレンの右は、
まさに稲妻のような鋭さでした。
当時リアルタイムで
観ていたのですが、
あまりにも速すぎて。
気づいたらジャクソンが
大の字になっていたことに
衝撃を覚えました。
倒し屋のマクラレンが
チャンスを逃すわけもなく、
ローブローで股間が痛かった
怒りも乗せたのか、
どーなのか(笑)
容赦ない詰めで
ジャクソンをKOしました。
センセーショナルな王座交代劇。
両者共に持ち味を発揮する、
噛み合う、噛み合いすぎる試合で
大満足間違いなしです。
満足したところでエロ動画に
戻ろうと思います(しつこいですね(笑)
名勝負とはこのことだ。
といった内容ですので、
見たことない方は
ぜひぜひ見てみてくださいね
( ´ ▽ ` )ノ
Julian Jackson vs Gerald McClellan 1
薬師寺保栄VS辺丁一②。因縁の再戦はKOで完全決着。
リマッチです。
この日の薬師寺さん
強かったっすね(*゚▽゚*)
前回、あれだけ大苦戦した
辺に完勝です。
改めて見直すと
色々な発見があります。
もちろんこのブログの記事を
書くために集中して見ちゃう(゚∀゚)
みたいな部分は多分に
影響しておりますが。(笑)
今回は薬師寺の
チャンピオンとしての自信。
風格みたいなものが滲み出てます。
薬師寺にとって
2度目の防衛戦だったわけですが、
一回目の対戦からそんなに
時間が経ったわけでもないのに、
薬師寺さん急成長してます
(((゜Д゜;)))
辺も面食らったでしょうね。
マジかよ!?
ハムニダ!!
ですよ。
前回の試合では薬師寺の
直線的な動きが、
辺にとっては読みやすかったのか、
中盤以降は辺が主導権を
握りっぱなしだったのに対して、
今回は1R、
薬師寺が辺からダウンを奪い
(事実上ここで決着だったと思います。)
そのまま最後まで
主導権を渡しませんでした。
薬師寺はサイドステップや、
前回よりスピードが増していた。
というよりも、
踏み込みの鋭さ。
積極性が前回と比べ物にな
らなかったです。
辺は前回の薬師寺を
想定していたでしょうから、
同じ戦法というか、
前回と同じように距離感で
ごまかすボクシングを
したかったんだと思います。
この距離感の作り方の
巧さこそが辺の生命線、
辺が世界チャンピオンになった
所以のような部分であります
(*´∀`*)
思いのほか踏み込んでくる
薬師寺に戸惑い、
1Rにいいパンチをもらってしまい、
そのダメージを引きずったまま
試合を進めなくては
ならなくなった感じです。
薬師寺の3Rの狙いすましたストレートは
ずっと練習してた
パンチっぽいですね^^
辺は基本的に待ちのボクサーなので
ゆっくり雰囲気を作りながら、
じわじわといやらしいボクシングで
いつのまにか自分のペースになっている。
試合巧者な強みをもっていると思います。
しかし、今回は序盤に立て続けに
ダウンを食ってしまったこともあり、
中盤からはファイタータイプで
自分から攻めなければならない状況となり、
5R6Rあたりでは薬師寺に
パンチをクリーンヒットして
見せ場は作れたものの、
本来の辺の持ち味である、
強か(したたか)で
ずるいボクシングからは
かけ離れていきました。
こういう部分に勝負の「あや」が
あるのでしょうか、、
攻め込まれて、
薬師寺はポイントは
失ったかもしれないけれど、
主導権、リングジェネラルシップは
決して渡すことはなかったように見えます。
もちろん薬師寺も苦しい場面は
ありましたが文句なしの
完勝だったと思います。
これだけいい勝ち方をしたけれど、
この次の試合、
あの辰吉丈一郎との伝説の統一戦では、
ほぼ全員、辰吉が勝つと思っていました
(笑)
やっくんもやってらんないですよ
・゜・(ノД`)・゜・
そんな伝説前夜の名勝負でした( ´ ▽ ` )ノ
そして今回も地味すぎる昔の試合の
しかも再戦ということで(*゚∀゚*)
当然画像検索しても、
薬師寺さんのキメ顔しか
出てこないので、
オリンピックの辺さまをどうぞ。
Byun Jung-il vs Yakushiji Yasuei II (邊丁一 vs 薬師寺保栄)
薬師寺VS辺丁一①疑惑の判定?再検証
「新チャンピオン薬師寺!」
のコールに、
正直に言うと「え?マジで?」
というのが率直な感想でした
(((゜Д゜;)))
もちろん日本人選手が
勝ったのは嬉しいんですけど、、
自分の採点では、
辺丁一が取ったラウンドが、
②③⑤⑥⑧⑨⑩⑪
薬師寺が取ったラウンドが
①④⑦⑫
116-112で辺丁一の
勝ちと思いました。
1R目から激しい主導権争いがあり、
序盤のペースは
どちらのものでもない感じでしたが
中盤に入ると辺丁一が
リングジェネラルシップを
握りはじめます。
薬師寺の方が長身でリーチもあり、
体格差もスピードも
優っているように見えるのに、
なかなかリードジャブが
当たらなかったり、
辺の巧みなボディーワークと
クリンチで
空転させられてる印象でした。
アウトボクサーに対して
ファイターが空転するのは
よく見ますが、
ボクサータイプの選手が
なかなかパンチ当たらないという
珍しい光景でした。
それだけ辺は技巧派だった
ということで間違いありません。
韓国の選手は
ブルファイターが多かったですが、
辺は独特の
ボクサーファイタータイプで、
しかもサウスポーという(笑)
いかにもやりにくそうです(ーー;)
薬師寺の戸惑いも
仕方なかったと思います。
この試合以降、
薬師寺は強いチャンピオンに
なっていきますが、
この時はまだボクシングが
直線的すぎて辺にうまく
ごまかされてしまった。
という感じでしょうか、
薬師寺は最後まで距離感を
掴めないでもどかしそうです。
それでも薬師寺は堅実な
ボクシングに終始して、
最後まで闘志が衰えることなく
果敢に攻めて勝利をもぎ取りました。
微妙な判定とはいえ
勝ちは勝ちですからね。
ボクシングは乱暴な言い方をすると、
どこか
勝ちゃあ
いいんだよ、
勝ちゃあ。
みたいな要素があることは
否定できません。
苦しい試合で勝利をする
薬師寺の勝負強さみたいなものが
やっぱりチャンピオンになる
人間のいわゆる持っているもの
なのでしょう。
運を味方につけることも
必須条件なわけですから。
どの世界でも。
もちろんそんな理屈を
辺からすればふざけんな!
でしょうけどね。(笑)
辺丁一はオリンピックの
判定が納得いかなくて
座り込みをしたとかありましたね。
なんか、
ツイてないですね( ̄▽ ̄;)
判定の結果はともかくとして
両者の駆け引きや手数の多さ、
12回まで全然飽きずに
見れる好試合でしたね( ´ ▽ ` )ノ
でも地味な対決だし、
昔の試合すぎて
画像検索したら
写真が全然ない!!
(笑)
しょうがないから、
そのオリンピックの辺丁一の
座り込みの画像三連発。
この薬師寺戦でも
やってほしかったですね
(*゚▽゚*)
これが噂の的なやつを。
Byun Jung-il vs Yakushiji Yasuei I (邊丁一 vs 薬師寺保栄)
トーマスハーンズVSピピノクエバス。殺し屋戴冠!絶対王者リングに沈む
トーマスハーンズが
大好きでした
(*´ω`*)
と、
唐突な告白ε-(´∀`; )
ハーンズは
やっぱファイトスタイルが
かっこいいですよね(●´ω`●)
長身でジャブが強くて
チョッピングライトが強烈で、
アウトボクシングに
徹すこともできたはずなのに、
好戦的でハートが強く。
アゴの脆さなど
気にもせずに(笑)
勝ちにいく姿勢
というのでしょうか。
素直にかっこいいなと
思わせてくれる、
そんなハーンズさんが、
初めて世界チャンピオンに
なった試合であります。
チャンピオンはピピノクエバス、
当時めちゃめちゃ強くて
11度防衛中の絶対王者でした。
きっちり横分けのクエバスさん。
中井さんとは分け目が逆みたいです。
しかも11回中10回はKOっていう。
今の山中チャンピオンみたいな
ノリですか。
リーチの差とハーンズの
独特の速いジャブに対応する前に
右を思い切りもらってしまった
感じでしたが、
あのクエバスに何もさせないで
KOしてしまうという、
センセーショナルな
戴冠劇となりました。
ハーンズは言うまでもなく
ここからスター街道を
爆進していくこととなり
レナード、デュラン、ハグラー達
と黄金の中量級と
言われる時代を作り、
5階級制覇の名チャンピオンに
なっていくわけです。
後々スーパーチャンピオンに
なるような選手は、
初戴冠の試合が
センセーショナルなことが多いと
以前トリニダードの記事で
触れましたが、
この試合もまさにこの理論に
当てはまる試合だったと言えます。
クエバス落日に
切なくはなりつつも、
新しい時代の幕開けの
ワクワク感もある
そんな複雑な心境になる
名勝負でした( ´ ▽ ` )ノ
そして、
故エマニュエルスチュワートが
若い!っていう(笑)
わかる人だけわかってください。
Pipino Cuevas vs Thomas Hearns
小林光二。王座奪取と壮絶な陥落。
1984年の世界タイトルマッチなので、
ずいぶんと昔の試合です。
小林光二は
チャンピオンになってから
在位期間がなんと、
3ヶ月くらいの
短命チャンピオンでした。
短命だったせいもあり、
歴代の日本人
世界チャンピオンの中でも
少々存在感が薄い
印象がありますが、
小林の2度の世界戦は、
すごく興奮します。
セデニョに浴びせた左ストレート、
ダウンを取ってからの詰め。
もし防衛を伸ばせていたら、
人気あるチャンピオン
になってたんだと思います。
80年代のイケメンって
感じもしますしね^^
Koji Kobayashi KO2 Frank Cedeno
んで、こちらが陥落した初防衛戦です。
ガブリエルベルナル
というメキシコの挑戦者で、
当時の1位ですので、
指名挑戦だったんですかね。
ちなみにベルナルは、
チャンピオンになった後の
防衛戦で、
タイのソットチタラダに
敗れて陥落しています。
「あのチタラダの時代なのね」
と、なんとなく背景も
浮かび上がってきますね(*゚∀゚*)
ソットチタラダは
長期政権を築きますが、
同じタイの
ムアンチャイキティカセムに
KOされてタイトルを失います。
そのムアンチャイも
長く防衛しましたが、
(当時はユーリ海老原)
にKOされてタイトルを失い、
その後勇利は防衛を重ねましたが、
またタイの
チャッチャイダッチボーイジムに
判定で敗れて引退します。
そのチャッチャイから
タイトルを奪ったのが
あの
マニーパッキャオです。
と完全に話脱線しましたが、
チャンピオンの推移を
紐解いていくのが
ボクシング好きには
たまらないわけです(笑)
そのチャッチャイと
パッキャオの試合はこれ。
話を小林光二に戻します。
最後のKOシーンは強烈でした。
マットに沈むとはこのことだ。
という感じです。
昔、何かのボクシング雑誌
に書いてありましたが、
この試合が原因なのか、
小林選手はパンチアイに
なってしまった。
と書かれていた記憶があります。
(真偽のほどは
定かではありませんが)
2回KOでチャンピオンになり、
2回KOで陥落。
とても印象に残る試合と
思いますので
ぜひ見てみてください( ´ ▽ ` )ノ
Gabriel Bernal KO2 Koji Kobayashi
徳山昌守VS曹仁柱。海外防衛、衝撃の右ストレート
絶妙に懐かしいところを
ついていく感じの
当ブログですが(笑)
今日も懐かしの名勝負です。
第2戦です。
初戦はチャンピオンの
曹仁柱に徳山が挑戦して
判定勝ちを収め、
再戦という形となり
チャンピオンの徳山に
曹仁柱が挑戦した試合ですね。
曹仁柱はジェリーペニャロサから
タイトルを奪った
テクニシャンです。
ジェリーペニャロサと言えば
この日の解説席にもいる、
ペニャロサでか!
川島元チャンピオン
川島郭志からタイトルを奪った
テクニシャンです。
そして徳山は歴代の日本の
世界チャンピオンの中でも屈指の
テクニシャンということで
テクニシャンだらけの一戦
ということになります。
いや、違うかε-(´∀`; )
徳山と曹仁柱はタイプも
体格も似ていて、
戦い方まで似ている
珍しい組み合わせです。
お互いボクサータイプで
脚を使って距離を取り、
ジャブジャブ。と
世界レベルのいわゆる
「ボクシング」を身上とした
スマートなボクサー同士です。
ジャブ好きの私には
たまらない戦いだったわけですが
(*´ω`*)
徳山はデビュー当時から
フェイントがすごく上手いと
言われてました。
特に目のフェイントが
凄いという話を何かの
記事で読んでから
目にも注目するようになりました。
そうやって見てみると、
徳山のパンチはよく当たるなぁ、
と思っていた謎が解けた
感じもありました。
まぁこれは、焼き肉などを食べる前に
「これは○○産の名門牛で、
一頭で3キロしか取れない
希少部位なんです」
なんて説明されたら
余計に美味く感じるわ!
という類の話ですけど。
実際、徳山のジャブを
完全に攻略した選手は
いませんでしたから、
相当な技術なのだと思います。
それにしても。
し最後の右ストレートは
凄いですね。
まさに戦慄です。
よっぽど手応えがあったのか、
曹が立ってこないことを
確信しているようです。
全盛期の中日の今中投手が
キャッチャーミットに
ボールが届く前に
もうセンターの方を
振り返ってる的な動きです!
(古いか)
今中投手です。
徳山選手は
アウトボクシングというか、
負けないボクシングを
することが多かったせいもあり、
KOは比較的少ないのですが
実はパンチ力があるんだね!
と思い知らされました。
巧さもさることながら
徳山の強(したたか)さは
日本の歴代チャンピオンの中でも
随一だと思います。
またこういうアウトボクシングの
上手い選手に
出てきて欲しいですね( ´ ▽ ` )ノ
徳山昌守VS曹仁柱 2戦目
テリーノリスVSメルドリックテーラー。速すぎるだろ!全盛期のテリーノリス
2016年10月現在の
パウンドフォーパウンド最強は
(全階級通じて一番強い選手)
GGGのゴロフキン、
ローマンゴンザレスの
どちらかな?と、
言われていますが、
1990年代の前半は
スーパーウェルター級
チャンピオンのテリーノリスが
パウンドフォーパウンド最強
と言われていました。
特にこの
メルドリックテーラー戦の
ノリスが強すぎて
印象深いです^^
テーラーは挑戦者ではありますが、
ウェルター級の現チャンピオンで、
あのフリオセサールチャベスに
最終回あと2秒で逆転負けを
してしまった選手です。
あの試合はレフェリーが
違っていたらおそらく
テーラーがチャベスに
初黒星をつけていたと思います。
テーラー立ってましたしね
ε-(´∀`; )
この日まで
テーラーはチャベス以外には
負け知らずで、さすがのノリスも
多少苦戦するのではないか?
というのが大方の予想でした。
それが試合が始まってみたら
テーラーがまともに戦えたのは
1Rだけだった気がします。
ノリスのパワーとスピードに
ついていくことができずに
ほとんど「的」に
なってしまいました。
あえて付け加えるまでもないですが、
テーラーは速い選手です。
しかもめっちゃ速い選手でした。
なので、
そんなテーラーが
スピード負けしているのも
衝撃でした。
試合後のインタビューでも
テーラーは
「ノリスは速くて強くて
何もできなかった」と
完敗を認める発言もしていました。
ここまで潔く負けを認める
発言を聞くことは、
世界のトップレベルでの試合では
非常に珍しいことで。
そこまでの力量に差があった、
と言えます(●´ω`●)
最近はフロイドメイウェザーの
試合もよく観ていたので、
今見るとさすがなノリスも
遅く感じるかな?
なんて思ってたら
全然速いです(((゜Д゜;)))
やっぱりパウンドフォーパウンド
最強とまで言われたノリスの
絶頂期は桁が違いますね。
ノリスは脚のスピード
というよりもやはり
ハンドスピードが凄いです。
軽いパンチを速くというより、
強くて相手を倒せるパンチを
高速で連打できる、
希な選手だったと思います。
当時ノリスは
ライバルに恵まれずに
ビッグファイトが
少なかったことが残念です(;∀;)
これが90年代前半の
最強のボクサーの試合ですので、
テリーノリス?知らないよ。
みたいな人はぜひ
見てみてくださいね( ´ ▽ ` )ノ
Terry Norris vs Meldrick Taylor
マイクタイソンのベストKO。番外編
タイソンが刑務所から出所後
初めての復帰戦となった、
ピーターマクニーリ戦です。
ノンタイトル戦とはいえ、
歴史に残る一戦になりました。
みんなが待ち望んでいた
タイソンの復帰戦。
エキサイトマッチでも当時
もちろん生中継で、
浜田さんは今でも、
「この試合以上の歓声を
聞いたことがない」
とおっしゃられるくらい、
ものすごい歓声の中、
タイソンが入場してきます。
ジミーレノンjrに
タイソンがコールされた時は
私も涙が出そうになりました。
ファンはもちろん、
アンチタイソンファンの人も
この日の夜だけは
おかえりムードでしたね
(●´ω`●)
試合は1Rで
決着がついてしまいますが、
タイソンのパンチのキレ、
スピード、パワー。
ブランクの長さを
感じさせない変わらぬ強さを見て、
ホっとしたのを覚えてます。
3年以上のブランクって
ボクシングの世界では
尋常じゃないですからね
(((゜Д゜;)))
この試合を含めた復帰後の
タイソンの精神面の安定、
落ち着き、集中力は
タイソンのキャリアを通して
一番充実していた時期
だったんじゃないかな?
と思います。
キャリア晩年の
表情と比べると、
まるで別人のような
表情をしています。
これが今回の顔。
これがキャリア終盤。
内面が表層化して
外見にでるというのは
本当だとタイソンが
証明してくれてます(笑)
それにしても、、、
ピーターマクニーリのキャラは
秀逸です。
格闘漫画などに出てくる
噛ませキャラを具現化したような、
自分のおいしさを自覚している感じ。
このマッチメークを仕掛けた人は
「わかっているな」
と言わざるを得ませんw
この試合もぜひ入場から
選手コールまでフルで
見て欲しいです^^
www.xn--pckcu0mrev87t1zbp37q.com
Mike Tyson vs Peter McNeeley
マイクタイソンのKOマイベスト5。私のベスト1
マイクタイソンの
ベストノックアウト。
マイベストの、
いよいよ1位の試合です。
この試合がなぜベストなのかは、
試合内容や
フィニッシュシーンの
凄さだけではなくて、
この試合までのプロセスにあります。
フランクブルーノとの第2戦。
いわゆるリマッチです^^
前回はチャンピオンの
タイソンにブルーノが
挑戦する形でしたが、
2戦目では立場を逆にして、
タイソンがブルーノの持つWBCの
タイトルに挑戦するという形でした。
タイソンは、1991年に
ホテルの一室で強姦事件を起こし、
1992年に刑務所へと
収監されました。
6年の懲役刑を
言い渡されてたみたいですが、
3年間服役後の
1995年に仮釈放され、
再起戦をこなして、
約4年ぶりの
世界タイトルマッチへとこぎつけた、
感慨深い試合であります。
そして、これが本当に強い
タイソンを見る最後の試合に
なったと言っても
過言ではありません。
(ブルースセルドン戦かもw)
刑務所に入ってる時の
タイソンはよく読書を
していたみたいで、
服役中にイスラム教に
改宗したりもあったみたいです。
刑務所内では変な取り巻きや
人間関係に悩まされたり、
トラブルもなかったみたいで
表情からも静けさや落ち着き、
どこか穏やかな雰囲気で
心身ともに充実しているようで。
対戦相手に対する敬意や
ボクシングに対する愛をも感じさせる、
そんな雰囲気のタイソンです。
ほんといい表情してます。
このメンタルを継続させれてたら、
取り巻きの人間の中で
もっとタイソンに意見を
言えるような人物がいたら、
(いたとしてもタイソンは
拒絶してたかもですが( ̄▽ ̄;)
もう少し長く強いタイソンを
見れていたのかもしれません。
この日のタイソンはスピード、
パンチのキレ。
どれも全盛期に近いものでしたし、
そこに持ってきて精神面の
落ち着きまで加わると(笑)
この日のタイソンには
誰もかなわないんじゃないか?
とまで思わせてくれます。
ブルーノは決して
弱い選手ではありませんし、
臆病な選手でもないですが、
クリンチしかやることが
なくなってしまった感は
否めません。(^_^;)
でも、このタイソン相手に
どうしろっていうんだ!
と言われたら、
返す言葉もありませんが(笑)
余談ですが、
ブルーノとの1戦目の
次の次の試合でタイソンは
ダグラスに初黒星を喫し
今回のリマッチも、
次の次の試合でホリフィールドに
敗れています。
もちろん偶然ではありますが、
何か因果関係を勝手に感じています。
この鮮やかなKO勝ちで、
またタイソンが一つずつ
他団体のタイトルを統一して、
絶対王者として再び
君臨するんだろうなぁという
シナリオやドラマを
ファンは期待していたと思います。
そんな夢のかけらと言いますか、
わくわく感が凝縮された試合でした。
その後のタイソンの
結末知っている今だからこそ、
この日のタイソンの輝いてる姿が
とてもとても大切に思えたりします。
試合もそうですが、
ぜひ入場から選手コール、
レフェリーのミルズレーンの
「レッツゲットオン!!!」
も見て欲しいです。
ビッグマッチの試合前は
いつ見ても鳥肌ものですね( ´ ▽ ` )
5位と4位はこちら
3位と2位はこちら
Mike Tyson vs. Frank Bruno-2
マイクタイソンのKOマイベスト5。3位と2位
前回に引き続きまして、
アイアン(鉄人)
マイクタイソンの
ベストノックアウト集です。
改めてタイソンの試合を
まじまじと見返してみると、
「おぉー」とか「ヤバい」とか
「すげー」とか
無意識に声が出ちゃいます
(笑)
やっぱタイソンの試合は
興奮しますね!!(*゚∀゚*)
では早速、マイベストの3位の試合です。
統一世界ライトヘビー級王者。
元IBF世界ヘビー級王者の
マイケルスピンクス戦です。
私の友人のお兄さんが
試合開始直前に、「
ちょっとトイレに行ってくる」
とテレビから離れ、
トイレから戻って来たら、
もう終わってた。
なんてひとつ話が
学校で流行ってた
記憶もありますが、
そんな逸話ができるほどの
タイソンらしい速攻劇でした。
この試合のスピンクスが
色んな媒体で繰り返し
リピートされるので、
スピンクスって弱かったよね、
みたいな感じの印象はありますが、
スピンクスは強かったです
(笑)
何はともあれオリンピックの
金メダリストですし、
この日まで無敗ですし、
ホームズにも勝って
ヘビーのタイトルも獲って
2階級制覇まで達成してますし、
ライトヘビーの
統一チャンピオン時代は
ほぼ無敵の強さを誇ってましたし、
と、弁護すればするほど
切なくなってくるほどの
白目剥きノックアウトでした。
立ち上がろうと頑張ったのですが、
半身のまま崩れ去っていく姿は、
映画やアニメでも
あそこまで美味しくKOされる
選手の演出はできないくらい
見事な散りっぷりです(゚∀゚)
逆にヤらせなんじゃ?
くらいの勢いあります。
スピンクスの調子が悪そう
だったというのを考慮しても、
この時のタイソンを観て、
ずーーーっとタイソンは
負けないんだろうなと
子供心に思っていました
(*´ω`*)
Michael Spinks V Mike Tyson
続きまして第2位です。
史上最年少20歳と5ヶ月で
タイソンが初めて獲得した
ヘビー級のタイトルマッチ。
チャンピオンの
トレバーバービック戦です。
これは、絶対に外せない
試合ですよね(*゚∀゚*)
個人的にKOシーンだけなら、
これ以上のは無いんじゃ?
くらいです^^
エキサイトマッチでも
ジョーさんがこのKOシーンを
振り返って、
「一粒で二度おいしい、
ではないですけど、
一発で2度も3度も美味しい」
と、
例え話的な解説もしてました。
スーパースターの誕生は
いつもセンセーショナルです。
バービックもチャンピオンらしく
真っ向から迎え撃つ姿勢で、
モチベーションの高さが
この劇的なフィニッシュシーンに
結びついたと思います。
昔は正直、何度もリングに這う
バービックをみて、
みっともないとか
恥ずかしいとか思っていた
ような気がします。
でも、いまは何度も
立ち上がろうとしている
めちゃくちゃかっこよく見えます。
・゜・(ノД`)・゜・
カッコ悪いとか思ってた自分が
恥ずかしいです。
最後のタイソンの左フック、
こするというか、
かすめたような当たり方で
あれだけ効かせるって
完全に凶器のレベルです
(笑)
タイソンは左右共に
強いパンチを打ち込める
選手でしたが、
左フックが特に強かった
印象がありますね( ´ ▽ ` )
次回はいよいよ1位の記事を
書いていこうと思います。
Mike Tyson Vs Trevor Berbick
マイクタイソンのKOマイベスト5。5位と4位
アイアン(鉄人)
マイクタイソンの
ベストノックアウト集です。
ランク付けするなんて何様だ。
という感じで恐縮ですが、
私の少年時代のヒーローの
マイクタイソンの強さ凄さを
再確認したかったことと、
間違いなく地球上のボクサーで
最強だったのに、
様々なスキャンダルや、
キャリア晩年の精彩を欠く
試合が続いたせいか?
2016年現在ではあまり正当に
評価されていない感覚や
寂しさなどがありまして、
改めてタイソンは
めちゃくちゃ強かったんだ
ということを(笑)
このブログにも残しておきたい。
そんな気持ちが
強くなりました( ´ ▽ ` )ノ
選考基準は、
・派手なノックアウトである。
・世界タイトルマッチである。
・思い入れの強い試合である。
・タイソンの強さが際立っている。
などを踏まえてベスト5
を作りました。
第5位
ピンクロントーマス戦です^^
懐かしいですね~
まず気になるのは、
タイソンの髪が長い
ということです。(笑)
トーマスは噛ませっぽい
雰囲気ですが、
少し前まで世界チャンピオン
だった人です。
元チャンピオンだけに、
さすがに上手く戦っていたと
思います。
当時のタイソン対策として、
多くの挑戦者が
タイソンと距離を取って戦う
作戦が多く見受けられましたが、
その多くはタイソンの
プレッシャーが強すぎて、
脚を使わざるを得ない
状況に追い込まれていた
ように感じます。
トーマスの場合は
ただ脚を使うだけではなくて、
くっついたらクリンチ、
離れてジャブ、
ワンツーを徹底してディフェンスの
集中力も切らさずに、
KOラウンドまで
決定打を喰うことなく、
まさに大善戦だったと言えます。
ただ、トランクスが
ピンクロンだけに
ピンクだったことが
引っかかります。
やっぱピンクじゃ勝てねぇだろ。
と感じてしまいますね(*゚∀゚*)
最後のタイソンの
コンビネーションの詰めは
まさに鬼です。
全盛期のタイソンの詰めは
ライオンや虎を彷彿とさせるものが
ありました^^
Mike Tyson VS Pinklon Thomas
第4位はラリーホームズ戦です^^
試合前のリングに
モハメドアリがいるのが
テンション上がります(*´ω`*)
どうでもいいですけど、
この頃からリングアナの
マイケルバッファは
「レッツゲディトゥランボー!!」
と叫んでるんですね^^
今だにラスベガスでは
ジミーレノンJr.と
マイケルバッファが
リングアナを務めることが
多いので息が長いなぁと思います。
息が長いと言えば、
挑戦者のラリーホームズも
息の長い選手でした。
50歳近くまで戦っていた
記憶があります。
人気はそれほどなかったですが、
ヘビー級の王座を
20度近く防衛して絶対王者として
君臨していた時代も長かった
名チャンピオンでもありました。
キャリアの最初の方は
モハメドアリの
スパーリングパートナー
だったことや
ファイトスタイルも
アリによく似ていたことから、
アリのコピーと
呼ばれていたみたいです。(
不本意だったと思います(>_<)
タイソンとの試合でも、
ホームズはチャンピオン時代が
長かったこともあるのか、
チャンピオンのような風格を
感じさせる試合運びに見えました。
全盛期の動きとは言えないにしろ、
フットワーク、速いジャブ。
タイソンが入ってくる
タイミングに合わせて打つ
ストレートやアッパーは
さすが一級品という感じです^^
最初のダウンとなった、
タイソンの右ストレートは
鬼すぎなのですが(笑)
その後歯を食いしばって
タイソンの猛攻を凌ごうとする
ホームズの姿には
チャンピオンだった意地を感じ、
素直に「かっこいい」
と思いましたヽ(;▽;)ノ
最後、タイソンのフックで
沈んでいくホームズ。。。
記念すべき新旧交代劇
だったと思います。
Mike Tyson VS Larry Holmes
ナジームハメドのベストバウト③ベストワンパンKO
先に断っておきますと、
ブヤニブングは
すごく強い選手でした。
以下、ウィキペをコピペです↓↓↓
IBF世界スーパーバンタム級歴代王者、南アフリカのプロボクシング世界王者最多となる13度の防衛に成功し(同じ階級での防衛回数では2位、最多はウイルフレド・ゴメスの17度)、南アフリカの軽量級屈指の人気ボクサーで同国のボクシング界の英雄で高い人気を誇る。The Beast(獣)またはCarousel Kid(回転木馬)の異名を持ち打たせない防御の高さとスピードと手数で圧倒し打ち合いも備えている選手。
13回も防衛して、
二階級制覇を目指してハメドに
挑戦という形でした。
13回防衛といえば、
具志堅用高の防衛記録と
同じですからね!(゚o゚;;
具志堅が2階級目を獲りに、
階級を上げて挑戦と
思っていただけたら、
もっとシンパシーを
感じるのではないでしょうか。
(全く感じない気もします)
そんなブングさんですから、
ハメド有利とはいえ、
かなり苦戦するのではないか?
というのが大方の
予想だったわけです。
KOシーンも当然
ショッキングだったのですが、
何が驚いたかといえば、
開始から終わりまで
終始ハメドがブングを
圧倒してしまい、
あのブヤニブングが
何もできなかったということに
ファンは驚いたわけです。
当時、エキサイトマッチの
解説の浜田さんも
かなり驚いてました(笑)
「いやぁーここまで
一方的になるとは
思わなかったですねぇー」
いや、ほんとですよ(笑)
ただ、ブングがかなり動きが
硬かったというのはありますが、
アンチのハメドファンを
沈黙させるには充分な内容でした。
ハメド強し!
を決定づけたような
試合でしたね^^
これぞナジームハメドの
ベストバウトだったと
思います( ´ ▽ ` )ノ
そして、この試合の
ハメドの入場シーンが
歴代のハメドの入場の中でも
ベストな入場だったことは
言うまでもありません(笑)
Prince Naseem Hamed vs Vuyani Bungu
ナジームハメドのベストバウト②事実上の王座統一。あのウィフレドバスケスが何もできず。
あのウィフレドバスケスが
こんな負け方をしてしまうくらい、
この頃の
ハメドは強かったです。
バスケスは前にも
ブログで書きましたけど、
日本人キラーで、
何人もの日本人ボクサーたちが
挑んでは撃退されてきた
歴史もあり、
バスケスが強いことは
誰しもが認めている中での、
このハメドの圧勝劇。
世界って広いな。と、
使い古された言葉ですが、
しみじみ感じます。
バスケスはWBAの
チャンピオンだったのですが、
ハメドに挑戦をすることが決まり、
WBAのベルトを
剥奪されてしまった
経緯がありますが、
事実上WBA、WBOの
統一戦だったと言って
過言ではありません。
ビッグマッチだったこともあり、
バスケスはやや
緊張気味に見えます。
ハメドはリラックスしすぎです
(笑)
試合前のパフォーマンスでも
バスケスは後手後手に
回っていた感じです。
リングイン後のハメドに
挑発されてから睨み返すとか、
名前のコールの時に、
ハメドが両手を挙げてから
遅れて挙げるとか、
この時点でハメドの術中にはまり、
冷静さが欠けてるように
見えました。
ここら辺の心理戦も
さることながら、
この試合を決定づけたのは、
やはり、
「スピードの差」
脚のスピード、
パンチのスピード
とにもかくにも、
このスピードの差が
どうにもならなかった感じです。
バスケスが遅く見えるのは
ハメドが速すぎたんだと思います。
バスケスのクリーンヒットは
一発だけだったですかね?(>_<)
あれだけ当て勘のいい
バスケスが一発くらいしか
当てられないほどの
深刻なスピードの差でした。
この試合を最後に
バスケスは世界戦線から離脱。
引退へと進みます。
最後の世界戦となりました。
ハメドの強さだけが目立つ、
まさにハメドの
ハメドによるハメドの為の
(笑)
悪魔王子のベストバウトでした^^
Naseem Hamed vs Wilfredo Vazquez
ナジームハメドのベストバウト①ベスト逆転KO
最近、昔のハメドの試合を
振り返って見ていた。
ということもありまして、
ハメドさんの快勝、
ベストバウトを
何回に分けて
書いていこうと思います。
まずは、ハメドの
ベスト逆転KOの、
オーギーサンチェス戦です^^
それはケビンケリー戦
では?
という声も聞こえてきそうですが、
ケリー戦は有名すぎて、、、
というのもあり少しマイナーな
この試合の方が
なんか玄人っぽいかな?
とか思いまして、こちらを
チョイスです(*゚∀゚*)
こいつ知ってるな感を
出したいんで笑
KOされた後、
担架で運ばれるサンチェスの
姿を見るまでもなく、
改めてハメドは
ハードパンチャーだったんだなと
再確認できる試合です。
サンチェスは
オーソドックススタイルで
スピードもパンチもある、
強い選手でした。
スリップと判定されたとはいえ、
ハメドからダウンを
取ってますし、
何回か効かせたパンチも
打ち込んでいます。
以前のブログにも書きました
マルコアントニオバレラ戦、
バレラもきっと、
この試合のサンチェスの戦い方を
参考にしたのでは?
と思えるくらいサンチェスは
うまく距離をとって、
戦っていたと思います。
ほんとに
惜しかったなぁという感じです。
最後のダウンシーンは
ハメドの
コンビネーションが
速すぎて、
倒れた瞬間にレフェリーが
ストップしたのを、
「ストップ早くね?」なんて
思ったのですが、
スローモーション映像を観ると
「そりゃ止めるよね( ̄▽ ̄;)」
という感じでした、、、
この試合のレフェリーは、
正直うまくないというか、、、
むしろ下手(*゚∀゚*)な
レフェリーだったと思いますが、
ストップのタイミングは
完璧でしたね。
オーギーサンチェスの
その後はわからないですが、
引退だったのでしょうか、
才能がすごくありそうで、
人気も出そうな選手だったので
残念ですね。
それはさておき、
華のあるハメドらしい
逆転ノックアウトの試合なので、
まだ観たことないよという人は
是非みてみてくださいね^^
Prince Naseem Hamed vs Augie Sanchez
レノックスルイスVSドノバンラドック。ラドックが壊された日。
前回の記事で、
ホリフィールドVSボウの
3試合を書いてきましたが、
ちょうど同じ時期に
レノックスルイスVS
ドノバンラドックの
忘れがたい試合もありました。
タイソンが刑務所に収監され、
ヘビー級はまさに
戦国時代
と言われた時期でも
ありました^^
ホリフィールド、
フォアマン、
マイケルモーラー、
リディックボウ、
トミーモリソン
そして今日の試合の二人、
レノックスルイスと
ドノバンラドック。
主役のタイソンは不在とはいえ、
スター性のある役者が
揃っている時代でした。
2016年現在では
この試合は
レノックスルイスが勝つでしょ、
という感覚ですが、
当時はドノバンラドックが
実力では最強と思われていて、
ホリフィールドやボウ、
そしてレノックスルイスよりも
評価されてました。
あのタイソンと20R近く戦って
ノックアウトされずに、
大善戦だったことも
評価を上げた要因でした。
なので、ルイスとの試合も
ルイスの地元イギリスでの
試合にも関わらず
ラドック有利というのが
大方の予想でした。
リングに上がってからの
ラドックの表情を見ても、
自信満々です。
www
「オレはタイソンにも
善戦したから、
オマエには負けるわけない」
的な、
もはや自信満々を通り越して
ルイスをおちょくり気味に
振舞ってますね( ̄▽ ̄;)
この姿がこの後の
悲劇のわかりやすいフラグというか、
伏線になっております(笑)
1R終了間際、
ルイスの強烈な右ストレートが
ラドックのテンプルに命中します。
試合はこの一撃で決まったと
言っていいですが、
ラドックの選手生命も
ここで終わった
と言えます。
このKO負けの後、
あのタイソンにも
KOされなかった打たれ強い、
タフなラドックを見ることは
もうありませんでした。
この試合のダメージなのか、
急激に打たれもろくなり、
ヘビー級の世界チャンピオン
間違いなしと言われていた
ラドックは結局無冠のまま
キャリアを終えることになります。
(去年50歳を過ぎて
カムバックしましたが(^_^;)
レノックスルイスはその後、
絶対王者の地位を獲得し、
チャンピオンのまま
引退するなど、
華やかなキャリアを歩みました。
ラドックはすごく好きな選手
だっただけに
本当に残念です。
ジョー小泉さんの
エキサイトマッチの解説でも、
「もしあの右ストレートを
あそこまでまともに
食わなければ、、、」
といった解説がありましたが、
ボクシングに「もし」
は禁物なのですが、
もしラドックが勝って
リディックボウや
ホリフィールドと戦ったら?
とか想像すると、
観てみたかったなぁ
というのが本音ではあります。
明と暗が
はっきりくっきりと交錯した、
ヘビー級の歴史に残る
名勝負でしたね(*´ω`*)